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エリザベス女王杯2023予想|本命不在の女王決定戦!荒れる要因を徹底分析した注目馬

どーもこんにちわ!K-BA LIFEの中の人です!

本日はエリザベス女王杯2023の予想に役立つ重賞コラムを紹介致します。先週は、金曜日からJBC、中央4重賞に加えて、米国ではブリーダーズカップとG1が無くても大忙しの1週間でした。そんな中でも週中より自信があると言い続けてきたJBCレディスクラシックのアイコンテーラー、土曜日福島11Rのイスラアネーロ、日曜BCクラシックにおけるホワイトアバリオが全て1着とレートを上げたところで全て的中できたので非常にいい予想ができたと考えております。

エリザベス女王杯2023 傾向考察

重賞コラム

エリザベス女王杯が京都に帰ってきた!ということで、エリザベス女王杯の基本をおさらいしながら注目馬を選定したいと思います。

①エリザベス女王杯はラスト4Fが勝負どころ!

京都競馬場の外回りは直線長くて、平坦なので瞬発力勝負という声もありますが、エリザベス女王杯の開催される2200mの非根幹距離で開催されるこのコースは単純な瞬発力勝負にはならない舞台。

ポイント:

・向こう正面が上り坂で緩む

・3コーナーに向けて頂上となり下り坂スタート

・この下り坂からゴール前が4ハロン

これをラップ面でわかりやすく説明するために、前半・後半の4ハロンでの比較をすると、下記です。(2015年は馬場が悪いので除外)

2019年 50.3-46.2

2018年 49.1-46.7

2017年 49.3-46.6

2016年 49.2-46.0

2014年 48.1-46.3

上記を見ていただくと後半4ハロンのレースラップは綺麗に46秒台。これを4ハロンで割ると1ハロンあたり11.5が続きます。仮に瞬発力勝負なのだとするとレース上りが33秒前半にもなりそうなラスト4ハロンですが、ラスト3ハロンも記載すると下記の通り。

2019年 50.3-46.2-34.6

2018年 49.1-46.7-34.7

2017年 49.3-46.6-34.4

2016年 49.2-46.0-34.1

2014年 48.1-46.3-34.1

上記の通りでラスト3ハロンだけが加速しているわけでもありませんし、上りに関して言えば東京2400m戦の方が速いレベルであり、中間ラップで緩む割にスパートのタイミングが早く、上りが掛かっているという整理が可能です。

このようにコース設計とレースラップからも過去欧州馬のスノーフェアリーが無類な強さを誇っていたように、淀で開催されるエリザベス女王杯は、欧州的なレースの要素があります。

②クラシック好走馬は過去10年1勝のみ

エリザベス女王杯は、上記の通り直線が長いのにも関わらず上りも掛かるロングスパート戦であり、欧州的な特殊条件であるので、非根幹距離実績が重要になります。

また、このレースは根幹距離で開催されるクラシックで勝利していなかったような馬が好走することが多いレースであり、クラシックを善戦止まりでこのレースを勝利した馬は多数います。

というよりも過去10年でクラシック勝利馬が勝利したのはメイショウマンボの1勝のみ。この非根幹距離で開催されるエリザベス女王杯がいかに特殊であるかがよくわかると思います。クラシックは1600、2400、2000という条件であり、基本的には王道の瞬発力を求められるレースになりますが、京都2200m戦は直線長いにも関わらずラスト4ハロンの持続力勝負となることからも、求められる能力がクラシックと異なりすぎて露骨に結果に反映されております。過去でいえばヌーヴォレコルトやミッキークイーンでも勝利できなかったコースですし、近年ではラヴズオンリーユーやクロノジェネシス(これは違う要因かもしれませんが)でも勝利できなかった舞台です。

2019年 ラッキーライラック 

桜花賞2着

2018年 リスグラシュー

桜花賞2着、オークス5着、秋華賞2着

2017年 モズカッチャン

オークス2着、秋華賞3着

2016年 クイーンズリング

桜花賞4着、オークス9着、秋華賞2着

2015年 マリアライト

クラシック出走なし

2014年 ラキシス

クラシック出走なし

2012年 レインボーダリア

秋華賞8着

2011年・2010年 スノーフェアリー

海外馬

2009年 クイーンスプマンテ

秋華賞12着

上記の通り、過去10年でメイショウマンボ以外勝利していないという事実があります。では、その中でもどんな馬がいいの?というと、非根幹距離実績がある馬がいいです。

2019年 ラッキーライラック

好メンバー揃った中山記念2着、阪神と京都のエリ女連覇、有馬記念4着

2018年 リスグラシュー

有馬記念1着、宝塚記念1着

2017年 モズカッチャン

エリザベス女王杯2年連続馬券内

2016年 クイーンズリング

有馬記念2着、府中牝馬S1着、フィリーズレビュー1着

2015年 マリアライト

宝塚記念1着、有馬記念4着、目黒記念2着、日経賞3着

2014年 ラキシス

オールカマー2着、エリザベス女王杯2年連続馬券内

上記の通り、クラシック善戦マンでエリザベス女王杯を勝利した馬は非根幹距離で実績を残していた馬が多いことがわかりますので、注目してみてください。

③ヌレイエフこそエリザベス女王杯血統

エリザベス女王杯は、主流とは異なるレースになるので欧州系の血統に注目です。エリザベス女王杯では、キングマンボ、サドラーズウェルズ、そしてヌレイエフに大注目です。特にヌレイエフって言葉はあまり聞かないかもしれませんが、この馬無しにエリザベス女王杯の血統を語る事はできないでしょう。毎年のようにヌレイエフの血統を持つ馬が好走しております。

2009年 クイーンスプマンテ、テイエムプリキュア

2010年 アパパネ

2011年 アヴェンチュラ、アパパネ

2012年 ヴィルシーナ、ピクシープリンセス

2013年 メイショウマンボ、アロマティコ

2014年 ヌーヴォレコルト、ディアデラマドレ

2015年 マリアライト

2016年 ミッキークイーン

2017年 モズカッチャン、ミッキークイーン

2018年 モズカッチャン

2019年 3着ラヴズオンリーユー

上記の通り、2009年から過去10年間連続でヌレイエフ持ちが好走しております。非常に有益な情報ですが、ここまで露骨ですと小倉記念のトニービン並みにおそらく誰でも知っているといわれると思われます。その為、他にも好走血統をという方に知っていただきたいのがサドラーズウェルズの血。直近でも2019年にラッキーライラックがサドラーズウェルズ持ちでしたし、3年連続2着のクロコスミアもサドラーズウェルズ持ちですから欧州を感じる血統馬はしっかりとチェックしたほうがいいかなと考えます。

④今年の注目馬

・ジェラルディーナ

有馬記念3着と非根幹距離で実績あるクラシック未出走馬

・ハーパー

非根幹距離実績なくてもクラシック善戦がいかにもエリ女で前進

・ブレイディヴェーグ

クラシック未出走でも1800m戦で極めてレベルの高いレースを連発

・マリアエレーナ

クラシック未出走で前走も非根幹距離のオールカマー4着

・サリエラ

クラシック未出走で目黒記念3着

各馬の詳細な分析については、下記の全頭分析にて紹介しております。

全頭分析

競馬新聞では、馬柱と調教と当週のコメントだけが記載されており、予想の決め手にはまだ不足しているのではないかと考えます。競馬予想にはその馬がどのような条件で走るのか?という点が重要であると考え、その点をラップやコース適性からわかりやすくまとめておりますので是非ご高覧頂ければと存じます。完全無料のブログでは、週中の枠順や最終追切等を考慮しておりませんので、評価が最終予想と変わることがありますが、そういう意味でも適性面の確認にご確認頂ければと存じます。

①アートハウス

好走条件は間隔を開けたローテ×瞬発力戦

愛知杯 37秒9-34秒3 1着

ローズS 35秒7-34秒5 1着

オークス 35秒3-34秒8 8着

忘れな草賞 36秒7‐34秒4 1着

エリカ賞 35秒7‐36秒1 6着

新馬戦 38秒2‐34秒0

10週以上~3-0-0-0、9週以下の間隔は0-0-0-4

そういう意味でも今回は一戦必勝のローテーションは完全に好走パターン。

しかしながら瞬発力を求められるような下り坂からもペースも速くならないようなレースになることがあるのかが少し疑問で相手まで。

②イズジョーノキセキ

良馬場マストな一頭であり、重馬場になるとエリザベス女王杯10着を始めとして、0-0-0-3で、稍重馬場でも1勝クラスで2着が限界で、この1年でも3勝クラスで5着となっておりますのでまずは良馬場がマスト。府中牝馬ステークス、垂水ステークス等直線長いコースで結果を出しており、良馬場かつ直線の長いコースが現状の好走条件。馬体重はデビュー時に430㎏代が今や472㎏と大幅に成長しているだけに、有馬記念での決して適性条件と言える条件ではない中での走りも納得。使い詰めはよくなく、6週以下の間隔だと0-1-2-7ですが、それ以上の間隔だと5-3-0-4なので間隔のあいた条件で狙い目。

有馬記念でも4着と好走しているだけに面白いかなと思いましたが、今回は間隔が4週と短く、前走も良い条件で見せ場がなかったことからピーク過ぎたかなという評価。

③ククナ

5歳になり先行できるようになってから本格化。元々急坂苦手で、スピードを活かせる平坦コース巧者。実際に中山、中京、阪神では3着1度と苦手を感じさせる実績でありますが、急坂のない東京や新潟では3勝クラスでは常に上位の上りで、オープン入りしてからの七夕賞も展開に恵まれたとはいえ直線平坦の福島でラスト5ハロンも過去5年でも上位に入る持続力の必要な重賞で2着と能力を示しております。前走小倉記念も超内有利な馬場を外目から後方からポジションを道中あげるロスあるレース展開でも大崩れせずに6着でしたし、平坦コースであれば注意必要な一頭。状態面次第では今回印を入れても面白いと考えます。

④ゴールドエクリプス

平坦コースで4勝2着1回と完全な平坦巧者。2勝クラスの紫野特別では、外差し決まるレースを先行して上り最速と非常に強い内容。3勝クラスも京都外回りで差し決まる舞台でありながら、内から3頭目の外々を回しながら先行して最後は押し切る強い内容。今回平坦コースであり、枠次第では穴で面白そうな一頭。

⑤サリエラ

兄姉にはサラキア、サリオスがいる超がつく名門血統で4歳ながらまだ6戦しか使ってないように非常に大切に使われている一頭で凱旋門賞にも登録されていたレベルの素質馬。

東京は4戦3勝で軽い超高速馬場で速い末脚を使えるタイプかつ好位でも競馬できるので距離さえ克服できれば十分に通用。前走新潟記念は蹄+馬体に異常がありながらの出走であり、完全にノーカウントの一戦。2戦前は、目黒記念で牡馬相手に3着と好走している内容からもどこかマリアエレーナや姉のサラキアのようなレースにも期待できる一頭。

元々ポテンシャルは、新馬戦で後半4ハロン45秒5の好時計の末脚の持続力かつ上り最速で最後突き放すのは強い競馬であり、1勝クラスでレース上り33秒8のレースを32秒9かつ遊びながらで差し切り。ローズステークスはアートハウスにこそ負けましたがそれでも上り最速で詰め寄った内容は評価可能です。そういう意味でもまともなら牝馬限定戦のG1であれば十分に姉と同様に好走できるはずの一頭。

⑥シンリョクカ

オークスでも5着に差し込んできたように世代上位の末脚を持つのがこの馬。新馬戦はラスト3ハロン33秒7の瞬発力戦で、上り2位馬よりも0秒5も速い異次元の末脚。この新馬戦は2014年以降の稍重2歳東京マイル戦でも2位の末脚であり、サウジアラビアRCやアルテミスSで同条件の馬やサトノレイナスの新馬戦よりも速い時計であることからも圧巻の数値です。阪神JFは差し有利の流れに加えて内が有利な馬場であったことからも内差しがうまくハマったように思いますが、リバティアイランドの2着でローテーションもそこまで順調ではない中でのレースですから評価可能です。そして出走も怪しかった桜花賞でも滑り込みで出走し、内前が有利なレースではありましたが、レースでは後方から上り3位の末脚で脚を余す競馬。勝ち馬と似たようなポジションからの末脚でさすがに切れ負けしてしまいましたが、同世代の中でも差せる馬として評価し続ける必要があります。

また、ローテーション的には体質面に課題あり、間隔を開け続けながら使っていることからも間隔を開けたローテーションで狙いたい一頭。

前走必勝のために秋華賞を蹴って、絶好の間隔を開けたローテーションで府中牝馬ステークスで大敗したことを考えると、古馬との実力差はあるものと考えますし、詰めたローテーションで前走避けた関西遠征ですから、さすがに買いづらい一頭。

⑦ジェラルディーナ

右回り×叩き良化×持続力戦のジェラルディーナは本命候補の一頭。

この馬はとにかく右回りが必須な一頭。これはバランスの問題なのか陣営も左回りはドバイもスキップしたように使わないですし、右回りで勝ち星を重ねております。

右回り 6-0-2-9

左回り 0-2-1-1

また、22年は7戦走り、走る都度馬体を増やした点について、グランアレグリア、リスグラシュー、クロノジェネシスといった過去の名馬と同じ成長曲線も見逃せません。デビュー戦で440㎏の馬体が470㎏と走る都度成長してG1勝利で、7戦目立った休みもなく走り続けて馬体を増やし、パフォーマンスも全て良化していたことを考えれば完全に叩き良化型。

元々、能力としてはもう何度も説明している通りで、小倉で上り33秒1というのは小倉レコードの上り3ハロンで、過去10年のこのコースで最も速い上りを出せたこの馬の勝ちっぷりは見た目にもG1級と意識するものでした。その後成長を続けて、本格化の兆しがあったのは重賞勝利したオールカマーでもなく京都記念。京都記念はアフリカンゴールドとタガノディアマンテが残る内前有利なレースで、3~4コーナーから大外をぶん回し、上り最速33秒6で3着まで追い上げ、ゴール後は先頭になるような脚の余し方をしていたあたり、見た目にも数値にもG1級の能力を示しました。その後はご存知の通りでエリザベス女王杯でG1勝利、有馬記念で牝馬ながら3着と好走し、今年は宝塚記念も4着と非根幹距離でのレースで好走しております。

叩き良化型であり、オールカマーを叩いてエリザベス女王杯で鞍上はライアンムーア騎手であれば当然狙える条件。瞬発力戦よりも持続力戦でこそなので京都の2200m戦はこの馬にとっては昨年以上に走りやすい舞台ともいえます。

⑧ディヴィーナ

左回り専用機でスローの瞬発戦NGである程度流れて欲しいタイプ。実際勝利した4戦全て中京や東京といった左回りでのものであり、重賞での好走も中京記念、関屋記念、府中牝馬ステークスと全て左回り。23年のヴィクトリアマイルではソングライン、スターズオンアース、ソダシといった歴史に名を刻む名牝相手に上り最速の4着とペースが流れた左回り戦では重賞級であることを証明。しかしながら今回は大幅な距離延長に加えて右回りはさすがに狙いづらい条件。

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