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スプリンターズステークス2023予想|全頭分析から導く◎本命馬&異常投票パトロール

どーもこんにちわ!K-BA LIFEの中の人です!

スプリンターズステークス2023の最終予想・異常投票パトロールの予想記事になります。スプリンターズステークスは昨年◎ジャンダルム、過去にはレッツゴードンキを本命にしたり等相性のいいレースです。この予想記事では、K-BA LIFEが週初めから考察し、得意とするコース形状や求められるラップ適性を全頭分析し、本命馬を選定しております。その為、このブログでは、下記をポイントに考察しておりますので、競馬予想について勉強したいという方にもお役に立てるものと考えます。

  • コース形状から発生する物理的な流れと求められるラップ適性
  • 開催日程が決まっている重賞だからこそ発生する番組構成の関係で有利となるローテ
  • 全頭分析から導く各馬の適性

それでは、予想記事を最後までご高覧頂ければと存じますので、何卒宜しくお願い致します。

ーご報告ー

K-BA LIFEがnetkeibaで公認予想プロとしてデビュー!

7月1日よりnetkeibaさんの”ウマい馬券”にて予想公開することになりました!今回”俺プロ”というnetkeiba企画で全国でTOPにならなければデビューできないため、実力が評価された形になり嬉しい結果でした。まずは、3か月だけですがここで結果を残していくようにしたいと思いますし、BESTBUYを全国に広めれるチャンスでもありますから夏競馬も全力で勝負!

スプリンターズステークス2023 最終予想

予想

求められる適性

スプリンターズステークスは、秋のスプリント王決定戦。ローテーション的にはサマースプリント終了後に開催されることから、春の王道スプリント挑戦組、夏のサマースプリント組、そして別ローテの短縮組で激突するレースになります。

馬場としては、4回中山の馬場は、野芝100%の超高速馬場であり、エアレーションの作業を2度実施することで前半は差し、後半は踏み固められて内前有利という馬場になるのが近年のトレンドでありますが、今年の馬場は雨の影響もありややバラつきあるもののBコースで開催された序盤は、追込も決まるようなレースが何度かありましたが、Bコースも終盤になった3日間開催の連対馬は大半が逃げ・先行馬という馬場に。そして、Cコース替りになった先週については土曜日こそ差し・追込が雨の影響で決まっていたものの、乾いてきた日曜日は完全に内前有利な馬場に変貌。

上記からもスプリンターズステークス当日は土曜日に若干の雨が降る予報があるものの、基本的には乾いた良馬場での開催になると想定されます。そうなると先週の土曜日→日曜日の馬場と同様に内前が有利な高速馬場になるため、インベタできる馬が狙い目になります。

展開面では上記のような馬場であり、戦前からテイエムスパーダとジャスパークローネが双方逃げは譲らないコメントをしており、加えて馬具から解放されたメイケイエール、ロケットスタートのモズメイメイがいることからも激流戦は必死になるはず。

激流戦になれば、勝ち時計は当然1分7秒前半の時計になり、2019年や2021年のように内目の枠で競馬ができた強いスプリンターが好走するようなレースになると考えており、重要視するのは中山でも好走できるスピードとテイエムスパーダとジャスパークローネの真後ろの内を取れる馬を重視したいと思います。イメージは昨年のジャンダルムや2年前のピクシーナイトのポジションを取れる馬を狙いたいと思います。そういう意味では出足よくないナムラクレア、ウインマーベルの前をとれそうなこの馬を本命。

ママコチャ

絶好枠を引いたママコチャが勝負レース。とにかくシラユキヒメ一族らしい高速馬場が得意なタイプであり、スピードなら現役でも最強クラス。超高速決着のレースでこそのタイプで、2歳の未勝利戦勝ち時計も重賞よりも速く、1勝クラス、2勝クラスもマイル戦で1分31秒台の非常に速い時計を突き抜けた内容に対して、一方で時計が掛かるターコイズSや稍重馬場の阪神牝馬ステークスでは一気にパフォーマンスを落としていたことを考えても、高速馬場でこそのタイプ。そういう意味でもまずスプリンターズステークスが開催される4回中山の野芝100%馬場はこの馬にとっては向かい風であり、平坦戦でのパフォーマンスが圧倒的ですが、阪神や中京でも超高速決着を制覇している通りで中山も問題なし。

元々条件戦でも好時計で勝利していましたが、23年になってから完全に本格化。安土城ステークスで1分19秒0の高速時計で圧勝した内容が強烈。この1分19秒0は過去遡っても断トツの時計であり、昨年スプリンターズステークスで4着で1400m戦巧者のダイアトニックが同じ安土城ステークスで記録した時計よりも0秒5も速い超ド級の時計。その時計を前が潰れる差し決着のレースで4番手先行して早め押し切りの強烈な内容で勝利したのはG1でも十分に通用するスピードを持っております。次走の重賞北九州記念はスプリント戦でオープン勝ち馬の身で、55.5㎏と他の牡馬よりも重い斤量を背負い、実質トップハンデを背負いながら、インベタしたジャスパークローネとストーンリッジが上位に来ているように内が超有利なレースでスタートしてから内から3頭目を回すロス+スプリント戦でも掛かるようなレース振りで2着と強い内容。気性的には距離は短い方がよく外を回した分だけ折り合いを欠いたという味方も可能です。

今回枠も内であり、テイエムスパーダとジャスパークローネの真後ろかつ内を取れるポジションであり、鞍上も川田と超絶強化。加えて、ママコチャの主戦である鮫島騎手がトウシンマカオ熱発が決まる前からママコチャに決定していたように明らかに勝負気配が漂います。また、ダメ押しの要因に池江厩舎。池江厩舎は昨年のジャンダルムもそうなのですが基本的には中距離思考の強い厩舎であり、短い距離の素質馬でもマイルや中距離に出走させることが多く、ジャンダルムも最初は2000m戦を主にしておりましたが、距離を短縮してから一気に素質開花。そういう意味でもマイルを使われ続けて徐々に距離を短くして素質開花しているママコチャに関していえば、明らかに池江厩舎の短距離馬好走条件に合致。池江厩舎勝負仕上げであるレース週での速い追いも昨年のジャンダルムと酷似することもあり、スタートさえ決めればここは十分に勝機あり。

初重賞制覇がスプリンターズステークスという絵は十分に描けるものだと考えての本命とします。

〇以降については、オンラインサロン”BESTBUY検討委員会”にて狙える大穴馬とセットで紹介しております。

全頭分析(週初めにオンラインサロンで公開)

競馬新聞では、馬柱と調教と当週のコメントだけが記載されており、予想の決め手にはまだ不足しているのではないかと考えます。競馬予想にはその馬がどのような条件で走るのか?という点が重要であると考え、その点をラップやコース適性からわかりやすくまとめておりますので是非ご高覧頂ければと存じます。また、先週の日曜日に配信しているので調教や枠の影響は全く考慮しておらず、その点はご了承頂ければと存じます。

①アグリ
高速馬場の阪神1400m戦でインベタして脚を持続させるのがこの馬の強み。元々能力としては重賞級の馬であり、2勝クラスが36秒3-33秒6の後傾ラップ戦で4馬身差での勝利、3勝クラスは33秒7-35秒3の前傾ラップのレースで前が総崩れの中でも先行して勝ち切りかつ勝ち時計1分20秒3も重賞級の時計。この連勝だけでも成長を感じますし、違う流れと速い時計をこなしたのは能力。そして阪急杯では初の重賞レース参戦で内有利な馬場が恵まれたとはいえ、それでも勝ち切ったのですから能力はあります。その後は、高松宮記念で差し決着のレースを先行して早めに抜け出す強気の競馬で最後は垂れてしまいましたが見せ場十分ですし、苦手の不良馬場。チェアマンスプリントライズは、初の海外G1かつスプリント戦が主流の香港競馬ですから致し方なし。そして秋初戦のセントウルステークスが強い内容。超高速馬場でマイペースにレースされたテイエムスパーダを差しきりはできませんでしたが、元々先行策を武器にする馬が控えて後方から上り最速かつ直線は進路無くす不利がありながらのレースでしたので負けて強し。上記からも高速馬場であれば、現役上位のスプリンターといえます。
スプリンターズステークスに関しては内枠をとれれば、最も内前で競馬ができる一頭としてカウントできるので激熱の一頭です。

②ウインマーベル
慢性的な蹄の不安があるので、状態面は調教過程は常に追いかけないといけないですが、3歳時の戦歴からも超万能スプリンターのウインマーベル。
下記3戦からもどんな馬場・コースでも競馬ができており単純に能力が高い。
・スプリンターズS
急坂の前傾ラップを内超有利かつ高速馬場の10月野芝100%中山で差して僅差2着
・キーンランドC
平坦かつ時計の掛かる馬場で他馬が外々逃げる競馬をしても内でしぶとい競馬で2着
・葵S
急坂左回りで差し切り勝ち
上記の通りで万能感あるスプリンターですが、古馬になりシルクロードステークスでは大外枠+59㎏の酷量、高松宮記念ではあまりにも馬場が悪すぎた不良馬場に適応できず、キーンランドカップではスタートで挟まれて後方から+内詰みの馬場で内を突く競馬でノーカウントでしたし、中間にトラブルもあったことが大きな要因で負けたレースは明確な理由あり。京王杯スプリングカップでは、2着と東京の1400m戦でも好走している通りで能力は高い。状態面さえ整えば重賞は勝てる一頭。
スプリンターズSについても内枠なら普通に馬券内を狙えますが、とにかく状態面に左右されるほど蹄が悪いので調整過程等は要チェック(ウインはHPで詳細見れます)

③エイシンスポッター
平坦戦が得意で逃げや追い込みといった馬ごみを避けたレースをしたいのがこのエイシンスポッター。デビュー4戦して中距離やダート戦を使っていましたが、スプリント戦かつ追い込みの戦法にしてから一気に4勝してオープン入り。現状の適性は平坦の1200m戦+差し決まる馬場。これまでの戦歴でオープン入りしてからオーシャンステークスで急坂克服して坂あるコースでも上位の上りを出していたように末脚は強烈で、その後はCBC賞では内前有利なレース+急坂コースでも上り最速、セントウルステークスも急坂コースでも上り2位と末脚は確実でも差し切れずで重賞勝利には条件がハマる必要あり。現状外枠から揉まれない時にはいい脚を出しているだけに、差し決まる舞台+平坦1200m戦待ち。

④オールアットワンス
これまで重賞勝利実績はアイビスSD2勝のみと直千競馬巧者。23年のアイビスSDは、2枠で直線も捌きながらのレースでも圧勝したようにスプリント能力は非常に高いものがあります。23年のアイビスSDでは馬体重も+18㎏と1年ぶりのレースでも大きく馬体を増やしてこのレースぶりですから完全に成長ととらえていいでしょう。スピードは非凡ですし、差しも使えるようになった今は差し狙いのレースであれば重賞でも印をつけてよさそうです。今回スプリンターズSでは内前狙いなので次にしたいです。

⑤キミワクイーン
重賞級では新潟2歳S,阪神JF、フィリーズレビューとまだ通用しているところを見せておりませんでしたが、デビュー以降馬体重を20㎏近く増やしていよいよ本格化。また関東圏や滞在競馬では実績あるものの遠征は得意ではないので遠征時には注意が必要であるものの、本格化してからは春雷ステークスで重馬場で2着、函館SSで完勝、キーンランドカップでは外有利な内が詰んでいる馬場を内枠からの競馬で終了と底は見せていないものの、高速時計での実績がなく例えばオーシャンカップでは1分7秒台の決着でも自身の時計の限界である1分8秒台で走破して12着。現状は時計に限界があるタイプという整理で良さそう。そういう意味でもスプリンターズSでは高速馬場が見込まれるので軽視予定。

⑥ジャスパークローネ
2勝クラスを重馬場、3勝クラスを不良馬場で突破し、高速時計の函館SSでは大敗しただけでなあく逃げることもできなかったことからもタフな馬場で逃げ残りを見込めるコースで買いたい一頭と考えておりましたが、単騎で逃げたCBC賞と北九州記念が高速時計であったことを考えれば単騎で逃げれるかどうかだけを考える馬。単騎で逃げることができれば北九州記念では前半32秒9の逃げでも逃げ切り、CBC賞のように直線が長いコースでも逃げ切りは可能。一方で逃げれなかったときは、函館SS16着、葵ステークス14着、京王杯2歳S12着、もみじS3着と極めて脆い。一方で逃げて4コーナー先頭なら6-1-1-2と崩れが少ないです。今回スプリンターズSでは最悪の同系であるテイエムスパーダがいるので連勝中でも軽視します。

⑦ジャングロ
ジャングロは未勝利戦の内容、中京2歳ステークスのレコード勝ちの内容からも基本的には短距離馬。ニュージーランドトロフィーが相手に恵まれての結果で、マイル馬と思われるかもしれませんが、基本的には距離は短ければ短い方がパフォーマンスアップ。特に上りが速いレースは苦手であり、東京のようなコースよりも高速かつ持続力を求められる直線短いコースで買える一頭。また、急坂あるコースの方がよいタイプで、高速と急坂のレースで狙いたい一頭。そういう意味でも内前取れる枠であれば、穴で一発狙いたい一頭。

⑧ジュビリーヘッド
生粋のスプリンター。
・安田厩舎のロードカナロア産駒
・スプリント5-6-1-6
函館SSでは、内有利な馬場を差してナムラクレアと0秒4差と能力は重賞でも通用する一頭。圧倒的に右回り巧者であり、右回りスプリント戦でこそ。弱点は重馬場であり、良馬場スプリントは警戒必要。高速馬場の中山1200m戦は十分に狙えるでしょうから内枠なら印を塗る予定です。

⑨テイエムスパーダ
3歳の時に2階級ジャンプで小倉のCBC賞を勝利したのはハンデに恵まれたものであり、その後は全く好走していない通りで能力は重賞では一つ足りないと思っておりましたが、セントウルステークスでは好時計で逃げ切り勝ち。決して恵まれたレースではなく他の先行馬が潰れている中での勝利に評価は変更する必要があります。まず、この馬をまとめると夏場がとにかく強いということ。2歳児も夏の小倉でデビューして、その翌年に夏に連勝で重賞制覇、その後は不調が続きましたが今年もサマースプリント最終戦のセントウルSで勝利。上記からも夏場に強いことは間違いなく、次に必要なファクターは高速馬場。CBC賞で日本レコード、セントウルSでも1分7秒2と高速時計で勝利している通りで軽い走りが得意。加えて逃げなければ話にならないので同系の存在はマスト。そういう意味でも夏場の高速馬場で単騎逃げができそうなメンバーなら狙える一頭。血統的にも母系は晩成血統なので夏の恒例行事になりそう。
今回涼しくなり、激流を自分で作る必要があることからもそこまでうまくいかないと見てます。

⑩トウシンマカオ
元々左回りが得意でありましたが、右回りのオパールステークスと京阪杯で圧勝し、左回り専用からは卒業し完全本格化。
NHKマイルカップでもラスト400mまでは突き抜けるような手応えではありましたが、やはり最後に脚が鈍ったように距離は短い方がいいタイプであり、短距離戦でのレース内容が桁違い。評価したいのは下記2戦。
22年のキーンランドカップでは超外差し馬場で、全馬が外々を回し、大外一気するようなものだと先行馬と比較しても距離ロスが数十mもあるような不利を受けながらの進路取り。それでも上りは上位の競馬をしているだけに内容は非常に濃いです。そして、京阪杯も圧巻。内前が有利なレースを外枠から発走し、外から一気にポジションを取る強引な競馬かつ外々を回しながらも直線は上り最速で圧勝。京阪杯のレースぶりはG1級と言ってもいい走りです。
その後は、内有利なシルクロードステークスを大外枠で厳しい競馬、高松宮記念は全く不良馬場に適応できずに大敗、函館SSでは内で詰まって伸びきれずの3着、キーンランドカップも苦手の重馬場で最後伸びない内を進路に選んでも脚を余すような形でしたので負けて強し。
今年になり馬体重を3歳から20㎏以上増やしており、いよいよ完成形になり、高速スプリント戦で内枠を引ければ重賞制覇待ったなしの存在。そういう意味でも待望の内前で競馬できる状態になればスプリンターズS制覇も全く夢ではなさそうで、枠次第では本命候補の一頭。

⑪ドルチェモア
新馬戦から3連勝で朝日杯FSを勝利しましたが、新馬戦、サウジアラビアRC、朝日杯FS全てのレースが内前が非常に有利な馬場と展開での勝利ですから成績ほど評価するのは危険で、そういう馬場なら狙える一頭として評価すべき。NZTでは内が悪い馬場を通らされ、前半もある程度流れた前傾ラップ戦で崩れましたから言い訳つきますが、それでもエエヤンが2番手で競馬していて勝ち切ったところを見ると成長力に疑問です。NHKマイルカップも渋った馬場+差し決着になるとこの世代でも通用しなかった通りで、高速馬場の内前止まらない馬場で同系不在の時に狙いたい一頭。そういう意味でもジャスパーとテイエムがいるので軽視。

⑫ナムラクレア
元々は桜花賞3着の実績があり、スプリント路線に路線変更してからは相当強い内容で現役上位の一頭。スプリント戦で馬券を外したのは昨年のスプリンターズステークスのみであり、高速馬場、重い馬場含めて対応できる現役屈指のスプリンター。
北九州記念は小倉後半の開催で3~4コーナーでごちゃつくような不利があり、進路を見つけることができなくとも、進路を見つけてからは猛追で、見た目にも勝ち馬よりも圧倒的に強い内容。
函館SSは32秒8-34秒4の超前傾ラップ戦で逃げ・先行馬が軒並み沈み、ジュビリーヘッドやタイセイアベニールが差してくる展開を先行して0秒4差千切った内容は斤量利があっても強い。
明け4歳になってからのシルクロードSではスプリント戦で33秒8-33秒5の後傾ラップ戦となりながら牝馬としては酷量の56.5を背負い上り32秒9の末脚で差し切った内容も秀逸で、高松宮記念ではG1でもしっかりと実績を残して2着。
負けた昨年のスプリンターズステークスはご存知の通りで超内有利なレースであり、外々をぶん回したのが全てで、逆に5着まで詰め寄った内容は評価可能。
短距離戦であれば基本的には重く扱う必要がある一頭であり、スプリンターズステークスでも脚質的に外々回しそうではありますが塗る必要ある一頭。

⑬ナランフレグ
超高速馬場の5月中京開催を除けば、持ち時計は確実に1分8秒。馬場が悪くてもこの時計で走り切れることが強みである為、時計は掛かってほしいタイプであり、好走実績も冬場のタフな馬場の時が多数。特に22年のオーシャンステークスは前が残る馬場・展開でも13番手から2位馬と比較して0秒6も速い末脚で、外から突っ込んできたのですから相当強い内容。高松宮記念1着、スプリンターズS3着と質の異なるスプリントG1で共に好成績を残しているだけにスプリント戦での能力は高いと考えてよさそう。上記からも勝ち時計が1分8秒を超えそうだと思う時に買う馬。

⑭ピクシーナイト
3歳の初スプリント戦でも超高速時計のレースを外々回し+手前も替えずに2着になった後スプリンターズSを楽勝した通りで、能力は歴代名馬級。3歳でのG1以上に下記2戦前を評価。
セントウルステークス:歴戦の古馬を相手に大外枠からの競馬。神騎乗で外から内をとったクリノガウディ―の横で、外々を回す6番手から競馬をして、レシステンシア相手に時計差無しの強い内容。直線を見て頂ければわかる通り、手前も替えずに直線を走っているあたり、普通に手前を替えれば更に伸びていた。

CBC賞:日本レコードでファストフォースの2着。レースを見て頂ければわかる通りで、外枠から外々を回さないために3コーナー直前でポジション取りを捨てて内の進路を取りに行く選択をしての2着でした。開幕週で圧倒的に内前有利の馬場の中で、外枠という不利な条件でありましたので、もし内枠ならよりいいポジションをとれていたのではと考えますし、勝てていたとも思える一戦。

上記からも超高速馬場でこそ本領発揮であることは間違いなくタフな馬場ではまだまだ見ておきたいですが、それでもまともに時計を求められるスプリント戦では素質はNo.1。高松宮記念でも4コーナーの手応えは雰囲気がありましたし、京王杯SCも直線で不利を受けただけ、セントウルステークスも馬体重+10㎏が物語っているように仕上げ不足。仕上げきった状態で先行できるような精神面が伴えば十分にG1でも。
スプリンターズSでも仕上げ十分で内枠であれば2年まえと同じ結果になってもおかしくありません。

⑮ボンボヤージ
良馬場×平坦コースが好走条件。

⑯マッドクール
4連勝後に3着となったシルクロードステークスが圧巻。そのシルクロードSでは先行馬が壊滅する差し決着の中で逃げて唯一残すだけでなく、ナムラクレア・ファストフォースといったG1級の相手に0秒1差と展開合わずとも好走しているのは注目です。また、3勝クラスも同様に強い内容。12月の時計の掛かる中京においても2014年以降6番目に速い時計であり、同時期開催の中京1200m戦で比較すれば圧倒的な勝ち時計。加えてこのレースは完全に前潰れ、差し決着のレースでありそれを先行して上り2位は一頭だけレベルが違いました。重賞級の能力は持っている一頭といえますが、CBC賞では内前決着を外回して崩れただけに現状は枠の力が必要で内枠であれば。

⑰ママコチャ
高速馬場が得意であり、平坦コースなら現役でも最強クラス。超高速決着のレースでこそのタイプで、2歳の未勝利戦勝ち時計も重賞よりも速く、1勝クラス、2勝クラスもマイル戦で1分31秒台の非常に速い時計を突き抜けた内容からも高速馬場でこそのタイプ。時計が掛かるターコイズSでは一気にパフォーマンスを落としていたので今後も高速時計で狙いたい一頭。23年になってからは安土城ステークスで得意の平坦×高速馬場で圧勝し、北九州記念はスプリント戦でオープン勝ち馬の身で実質トップハンデを背負いながら、スプリント戦でも掛かるようなレース振りで2着と強い内容。気性的には距離は短い方がよく、高速馬場であれば常に買い、平坦なら本命級の扱いで使いたい一頭。
そういう意味でも高速馬場の今回は内前狙える枠なら重い印を打ちたい一頭。

⑱メイケイエール
レコード勝ちしたセントウルSの内容からも間隔を開けたローテーションで高速馬場でこその馬。22年のシルクロードステークスで完全に本格化。中京1200m戦で33.6-34.5の前傾ラップ戦かつ先行馬が総崩れとなるようなレースで先行して折り合い、直線でも完勝したのは単純に強いですし、折り合いに課題がある分、内で折り合えた内容については評価可能ですし、その後のレースも完成度の高いレースを繰り返しておりましたが、この馬を評価する上で最も重視するレースは22年セントウルステークス。馬体重は+14㎏でデビュー以来22㎏増と肉体も完全に成長を遂げて、中京1200m戦レコードの1分6秒2で0秒4差はまるで物が違いましたし、32秒5-33秒7の超前傾ラップ戦である程度先行しての競馬でも上り最速でしたし、何より気性面では外々を回り、前に馬を置かずとも折り合っていたことに成長を感じます。一方で間隔を詰めて叩き2戦目で挑んだスプリンターズSでは進路が悪すぎるとはいえ掛かり気味の競馬だったこともあり、右回りになると気性にはまだまだ課題ありますが、時計の速い馬場での能力は現役屈指です。
23年は不良馬場の高松宮記念で12着、左回りを求めて出走した安田記念で15着。スプリント戦で高速馬場で狙える条件に加えて、左回りとなるとストライクゾーンが狭すぎるので都度判断。一方で、能力は高いので間隔を開けたローテーションなら印は必要。
今回間隔を広げたローテーションであり、軽視はできませんが右回りだけに3列目。

⑲モズメイメイ
スプリンターではありますが、これまで好走してきたのは後傾ラップ戦。
新馬戦の内容が秀逸であり、特筆すべきはそのラップ。
東京マイル戦で、過去5年1分36秒以下かつ上り45秒7以下かつ上り33秒前半の時計を2歳で勝ち切った馬はグランアレグリア・サリオスの2頭のみ。それら名馬に並ぶとまではいかないまでもモズメイメイの時計も十分に重賞級。加えて、同時期に同じ条件で走ったクイーンカップでも馬券になったモリアーナよりも評価できる時計であることも見逃せません。
モズメイメイ 1分35秒7 上り45秒7 上り33秒1
モリアーナ 1分36秒9 上り45秒7 上り33秒0
全体時計でいえば阪神JFでも人気していいような走りであり、注目すべきはそのレースぶり。レースではルメール騎手がスローを先行折り合う競馬をしましたが、直線ではラスト200m切ったあたりで外に出し、鞭一発で差し切り勝ち。上り最速で外から差してきた3着馬を進路を見つけてから差し返したあたり、普通に進路を見つけて追い出していれば上りは更に速かったこと間違いなし。着差以上の勝ち方と言っていいです。
そして2戦目は、全体的に差しが決まる流れの中で、先行して最後まで粘る強い競馬。先行馬にとっては相当厳しかったと言えるのは、同じく先行して残ったダルエスサラームが次走紅梅ステークスで1着、同じく先行したユリーシャがエルフィンステークスで1着と先行馬の好走が目立つレースです。
こぶし賞とチューリップ賞は距離をマイルに戻して逃げ切り完勝。上記からわかることは現状は後傾ラップの前半緩いペースの中で脚を溜めて、後半ロングスパートで他馬の決め手を削る競馬がこの馬にとっての好走パターン。前傾ラップのレースは北九州記念で大敗しているように激流戦は苦手。そういう意味でも今後は、京都外回り戦などで狙いたい一頭。そういう意味でも今回は軽視。

異常投票パトロール

単勝・複勝30万円以上の異常投票を見つけて紹介する”異常投票パトロール”の更新は、前日深夜及び早朝となりますので、是非もう一度ブログへお戻りくださいませ!

馬名 単勝 複勝
ナムラクレア

40万,50万

50万,50万

100万,90万

70万,70万

ナランフレグ

100万,50万

50万

80万,100万

90万

アグリ  

50万,80万

60万,70万

120万

マッドクール   200万,100万

本日の勝負レース予想配信

K-BA LIFEでは、毎週全レースをラップ及びトラックバイアスの観点で回顧・復習し、気になる馬をリスト化し、リスト馬のキャラを分析して次走狙える条件に出てきて尚且つお買い得(オッズが美味しいこと)なら狙い撃ちするという予想プロセスで、その日最もお買い得な一頭を紹介する”BESTBUY”は2019年配信以降4年連続回収率100%超えの予想であり、重賞予想も本命馬の回収率は100%超えを継続しておりますので、皆様の競馬ライフに少しでもお役に立てるものであると考えます。(2022年予想一例:スプリンターズステークス◎ジャンダルム

朝一勝負!”Morning BESTBUY”

阪神4Rマルカブリッツ

現級で広いコース替りで面白いマルカブリッツが本命。初ダートとなった4走前が非常に秀逸な内容で、未勝利戦で0秒5差の逃げ切りでしたが勝ち時計が同日の1勝クラスよりも速い時計。相手関係も弱くなく、2/3/6着馬は即未勝利突破と出世戦でした。次戦は前有利なレースをスタートで出負けして道中押し上げる厳しい競馬でノーカウント、2戦前は平坦の新潟で先行する競馬で3着と現級に目途を付け、前走は小回りコース+差し決まるレースで先行する厳しいレースでノーカウント。これまで広いコースで結果を出しているだけに阪神であれば。

2023年実績~8月末:19- 14- 5- 30

複勝率:55.9% 単勝回収率:148% 複勝回収率:98%

Morning BESTBUYは、Twitterでも配信中!是非フォローをお願い致します。

最終レース予想”最終ベスハメ”

阪神12Rメイショウフンケイ

絶好の得意舞台である阪神ダート1400m戦は待ちに待っていた舞台であり、先行できれば現級突破は時間の問題。

その阪神ダート1400m戦で強い競馬をしたのは昨年の1勝クラス時。1年前の2着に敗れた1勝クラス戦は勝ち馬には千切られましたが、3着イフティファールはその後オープンまで駆け上がった超強敵でその馬を相手に2着は評価可能ですし、その次戦で3馬身差圧勝したレースの2着馬レッドラマンシュはその後に3勝クラスまで勝ち上がった馬ですからこの馬も現級は楽に突破できる力があります。その後は、苦手左回りやスタートで躓き後方からのレースになったり芝を使ったりで得意条件に使えていないことで1年は出世に遅れただけ。実力は現級上位なのでBEST舞台であれば本命。

最終ベスハメは毎週土日朝9時にLINEでも配信中!是非友達登録をお願い致します。

他重賞&勝負レース”BESTBUY”

本重賞レースの全印を紹介した最終予想及び勝負レースBESTBUYを含む他レースの予想はオンラインサロン”BESTBUY検討委員会”及びnoteにて配信の”勝負レース3本締め”限定配信となります。BESTBUYはK-BA LIFEが4年連続回収率100%超えの勝負レースコンテンツであり、その日最も自信あり+お買い得な一頭を紹介するコンテンツです。

単勝ベタ買いでも3連単頭固定でも馬連や三連複軸固定でも使いやすい一頭となっておりますので是非!買い目を参考にしたいという方は、netkeibaで配信中の”俺プロ”をご検討頂けましたら幸甚です。

2023年勝負レースBESTBUY実績~8月末

勝負レースBESTBUY:14- 9-9- 36

複勝率:47.1% 単勝回収率:143% 複勝回収率:102%

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