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【安田記念2023】超豪華メンバーを一刀両断する重賞傾向考察&全頭分析

どーもこんにちわ!K-BA LIFEの中の人です!

本ブログ記事では、安田記念2023における傾向考察・全頭分析の紹介を致します。

先週の日本ダービーは、◎スキルヴィングが残念なことになりました。予想は土曜日にBESTBUYで5人気3着と最低限の結果でしたが、少し心が晴れない結果になりました。しかしながら競馬は続く。競馬は7000頭が生産され、その中で競争し、生き残った馬がG1に出走できるという原理原則に基づいて考えると立ち止まることはできません。喪に服すようなテンションで競馬と向き合うのも自信を持って本命をうったスキルヴィングにも申し訳ない気持ちになりますので切り替えるようにしたいと思います。

K-BA LIFEでは、毎週全レースをラップ及びトラックバイアスの観点で回顧・復習し、気になる馬をリスト化し、リスト馬のキャラを分析して次走狙える条件に出てきて尚且つお買い得(オッズが美味しいこと)なら狙い撃ちするという予想プロセスで、その日最もお買い得な一頭を紹介する”BESTBUY”は2019年配信以降4年連続回収率100%超えの予想であり、重賞予想も本命馬の回収率は100%超えを継続しておりますので、皆様の競馬ライフに少しでもお役に立てるものであると考えます。(2022年予想一例:スプリンターズステークス◎ジャンダルム

安田記念2023 傾向考察

傾向

安田記念は、超高速時計であり短距離資質が求められるレース×外差し有利なレースです。

安田記念はご存知の通りで春のマイル王決定戦。

舞台はダ―ビー翌週の馬場状態のいい1ターン戦ということでとにかく時計が速いのが特徴的です。このような時計が速く流れるレースなので、短距離資質を求められるレースです。

同じマイルG1のマイルCSと比較すればわかりやすいのですが、京都のマイルCSはラスト4ハロンの下り坂の影響で東京・阪神と比較してもスパートのタイミングが早い代わりに4ハロン通過地点の緩みは上り坂の影響もあり大きいです。その為、上りも3競走の中でも最も掛かる持続力戦です。

安田記念は下表を見て頂ければわかる通りでスタートから非常に速いラップを刻み続けて、なおかつラスト3ハロン地点が極めて速いというラップを刻む通りで高速かつ末脚の質を要求されるレース。阪神のマイルCSも似たところがあり、ラスト600m地点からの下り坂による日本一瞬発力を要求されるコースのために中間ラップの緩みこそありますが、ラップのバランスは似たところがあります。

その為、同一年での春秋マイル王は過去でも7頭だけと3冠馬と同じくらいハードルが高く、近年ではダイワメジャーから8年後のモーリス、その4年後にインディチャンプのみという困難さです。ここ最近は阪神なのでこれは使えないのですが、京都のマイルCSを好走した馬を積極的に嫌うという戦法は有効で、秋は安田記念組を嫌うという戦法はありかもしれません。(良馬場限定)

勝ち時計がマイルG1の中でも抜けて速く過去には1分30秒9の勝ち時計に始まり、勝ち時計の平均は不良馬場を除けば1分31秒7と1分32秒台を越す決着となることが主の阪神と京都では考えられない追走スピードが求められます。

 

スプリントG1ホースのロードカナロアが初のマイル戦でぶっちぎったこともこのようなラップが生み出したものといえます。逆に東京G1で無双するアーモンドアイが安田記念で結果を残せず、スプリント戦でも桁違いの内容で勝利し、安田記念でもアーモンドアイ相手に圧勝したグランアレグリアの強さが際立ったのもこの点が大きいといえます。

(当時スプリントの差し脚を評価してグランアレグリアを評価したのに馬券は外す失態でブリッジしたのは今でも懐かしい。)

 

近年の好走馬を見ても上記のように短距離レースに好走歴のある馬が多数好走しているのも、この全体的な時計の速さとマイルレースなのに前半3ハロンが速い短距離質のレースであることも大きな要因に考えます。同じ距離のヴィクトリアマイルと比較しても、高松宮記念以降使うレースのないスプリント勢や京王杯SCといった1400m戦組なども参戦することからも流れが速くなる要因もあります。

また、このようなレースラップでも近年の安田記念は差し馬の活躍が目だちます。

勝ち馬の脚質を見ると2016年のロゴタイプが逃げて勝利して以降、サトノアラジン、モズアスコット、インディチャンプ、グランアレグリア、ダノンキングリー、ソングラインと全て差し・追い込み馬が勝利しています。

その為、安田記念で狙いたいのは下記となります。

・1400m戦以下のスピードが求められるレース実績

 (マイルでも前傾ラップ戦で好走実績あれば可)

・強烈な決め手を持つ差し馬

・できれば外枠

上記を考慮した上で、全頭分析をしたいと思います。

安田記念2023 全頭分析

ソダシ

高速馬場の1ターンが大得意でマイルのようなスピードの持続力戦で本領発揮。前走ヴィクトリアマイルでも苦手の上りの速いレースでもこのコース形態なら先行押し切りの競馬をできた通りでとにかく高速馬場の1ターンマイル戦では無視できない。

阪神JFや桜花賞ではスタートしてからのスピードを持続させる力でレコード勝ちし、コーナー距離の長い札幌記念もマイルのように緩まないレースになるレースでは圧巻の勝ち方。

秋華賞はトラブルがありましたからノーカウントとしても、ダートであってもチャンピオンズカップでは大敗、フェブラリーステークスでは3着とやはりコーナーが多いコースよりも1ターンのマイル戦のような流れのレースが得意なのは間違いありません。古馬になってからもヴィクトリアマイルで1着と得意舞台で結果を出し、マイルCSでは3着とマイルG1では現役最強クラス。弱点はスローの切れ味勝負であり、前半35秒以上の緩い流れになると3歳以降は、オークス、秋華賞、チャンピオンズカップ、札幌記念と馬券外に敗れて、最高着順は桜花賞と阪神JFでG1を2勝しているコースで開催されたマイルCSの3着。そういう意味でも速い流れでの追走が求められるレースか否かで評価が必要な一頭。

安田記念はより差し脚を重視されるレースですので、時計が速い得意舞台とはいえ、少し不安な面もありますし、間隔を明けたローテーションで結果を残し続けてきたことからも前走よりは評価を下げようと思います。

ジャックドール

間隔をあけたローテーションで、高速馬場で逃げる形こそが本領発揮。

前走大阪杯は、勝利しましたが、内前残りの後傾ラップ戦を自分の得意なロングスパートの形で逃げての勝利という極めて評価が難しい一頭ですし、やはり左回りでこそと考えます。

左回りに関しては説明不要の内容。ウェルカムステークスに1分58秒4の逃げ切り圧勝の後、白富士ステークス1分57秒4という天皇賞秋並みの時計を記録。この時計は実は天皇賞秋を除くと東京2000m最速の時計。この1回東京の特に開幕1・2週目はとにかく時計が速かったので、過剰評価は危険とおもいきや、金鯱賞でもレコード勝利。正直、左回り×高速馬場では強いという評価が可能。完全合致の適性レースである天皇賞秋もパンサラッサの逃げを追いかけずに先行する競馬をしたことで上り32秒台を求められるレースとなったことからもこの馬の得意なレースではありませんでした。

今回安田記念は左回りですが、極めて速い流れでの追走を求められますし、外差しが決まるレースであることを考えればここは軽視。

シュネルマイスター

No.1マイラーのシュネルマイスターは当然重い印が必要な人気馬。

直線長い後傾ラップレースで桁違いの末脚を発揮してくれますし追走速くても確実な差し脚を出してくれます。BESTは3歳時のマイルCSであり、グランアレグリアに伸びない内を通って迫る強い競馬。後傾ラップであれば上り32秒台を何度も記録しているように現役でも屈指の末脚。一方でキレを活かすタイプの割に、1秒以上の後傾ラップ戦になると脚を余すこともあり、逃げ馬は欲しいタイプ。

そういう意味でも速い流れになる安田記念はこの馬にとっては最高の舞台でありますし、当然印を塗る一頭。

メイケイエール

レコード勝ちしたセントウルSの内容からも間隔を開けたローテーションで高速馬場でこその馬。昨年シルクロードステークスで完全に本格化。

中京1200m戦で33.6-34.5の前傾ラップ戦かつ先行馬が総崩れとなるようなレースで先行して折り合い、直線でも完勝したのは単純に強いですし、折り合いに課題がある分、内で折り合えた内容については評価可能ですし、その後のレースも完成度の高いレースを繰り返しておりましたが、この馬を評価する上で最も重視するレースは22年セントウルステークス。馬体重は+14㎏でデビュー以来22㎏増と肉体も完全に成長を遂げて、中京1200m戦レコードの1分6秒2で0秒4差はまるで物が違いましたし、32秒5-33秒7の超前傾ラップ戦である程度先行しての競馬でも上り最速で、何より気性面では外々を回り、前に馬を置かずとも折り合っていたことに成長を感じます。

一方で間隔を詰めて叩き2戦目で挑んだスプリンターズSでは進路が悪すぎるとはいえ掛かり気味の競馬、2か月間隔をあけて挑んだ香港スプリントは日本馬最先着の5着と好走ということからも間隔をあけてのタイプ。不良馬場の高松宮記念は見せ場なかったことを考えても高速馬場の方がよいのは間違いなく良馬場はマスト。

良馬場で開催できれば、速い時計で差せる馬は安田記念好走馬の条件でもありますので積極的に買いたい一頭ですが、雨なら嫌いたいところです。

ナミュール

間隔を十分にあけたローテーションでこその一頭。

この馬は赤松賞→阪神JF、チューリップ賞→桜花賞と前哨戦で走り過ぎると次走でポカしていたように間隔を詰めるとよくないタイプ。それは馬体重の維持に苦しんだ3歳春でもそうだったように詰めると馬体を維持できないので、うまく好走させることができないという使いづらさがあります。

一方で、夏に一気に馬体重を増加させて秋華賞出走した時には、3~4コーナーでの手応えは圧勝まで見えましたが、4コーナーで一気に外に膨れるロスがあり最後は差せずのレースに能力面は非凡なところを見せてくれました。その後はエリザベス女王杯で重馬場かつ2度の接触、東京新聞杯は時計差無しの2着、そして間隔を明けた狙い目だったヴィクトリアマイルではスタート後に致命的な不利を受けての7着と悔しい内容。

間隔を詰めての安田記念は連戦での東京遠征というところも厳しい条件。舞台は合うだけにヴィクトリアマイル出走してなければ面白かったですが・・・

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