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有馬記念2023予想|日本で最も売上の高いグランプリで自信の本命馬&異常投票パトロール

どーもこんにちわ!K-BA LIFEの中の人です!

有馬記念2023の最終予想&異常投票パトロールを紹介致します。有馬記念は、日本で最も売り上げの高いレースであり、1年間で最も盛り上がるレース。その圧倒的な盛り上がりは他のスポーツにも類を見ない盛り上げを見せ、売上に関しても桁違い。

この売上の桁違いな有馬記念で注目のレースで、しっかりと異常投票もパトロールしていきたいと思います。また、予想に関しても有馬記念については下記2記事で週中から分析しており、枠順・調教等を見てしっかりと最終予想をまとめました。

有馬記念2023予想|的中に向けた戦略と傾向考察ー血統&ローテーション編ー

有馬記念2023予想|的中に向けた戦略と傾向考察ーコース&ラップ分析編ー

最後の大一番と言えるレースでありますから、ここは

ーご報告ー

K-BA LIFEがnetkeibaで公認予想プロとしてデビュー!

7月1日よりnetkeibaさんの”ウマい馬券”にて予想公開することになりました!今回”俺プロ”というnetkeiba企画で全国でTOPにならなければデビューできないため、実力が評価された形になり嬉しい結果でした。まずは、3か月だけですがここで結果を残していくようにしたいと思いますし、BESTBUYを全国に広めれるチャンスでもありますから夏競馬も全力で勝負!

有馬記念2023 最終予想

予想

有馬記念が開催される中山芝2500mのコースは、外回り3コーナー手前からのスタートであり、最初のコーナーから下り坂192mと非常に短いコースであり、基本的に先行したい馬には内枠が欲しい形状。その後、内回りのコーナーを6回回り、最後の直線が310mと短く、2.4mの高低差のある急坂が待ち構えているのが特徴。

レースラップ適性として求められるのは、後半5ハロンの持続力。また、近年の有馬記念は後半がタフなレースが続いていることも見逃せません。

2014-2018年 後半5ハロン59秒5-後半4ハロン47秒5-後半3ハロン35秒5

2019-2022年 後半5ハロン60秒9-後半4ハロン48秒9-後半3ハロン36秒7

上記の通りで1秒近く負荷がかかっていることがわかります。このようなレースラップであることからも持続力戦をこなしてきた馬こそ狙い目になりますし、狙いたいのは直線短いG1での実績馬。また、2500m戦という距離であることからも、ある程度長い距離でのレース実績がある馬についても注目したい一戦。

また、有馬記念は暮れの12月に開催する為、秋競馬から戦い続けてきた馬からするとどうしても余力の観点で分析する必要があります。というのも日本競馬は基本的に中距離を中心に番組も作られており、天皇賞秋を目標にする馬が多い事、加えて秋3冠の中では、賞金が最も大きく、東京が大好きな馬が集うジャパンカップというレースもある為、紛れの多いコースかつ非根幹距離の有馬記念を目標にするという馬はそもそも少ないことや、基本的には余力が残っている馬が少ないのは間違いありません。そういう意味でも十分に間隔をあけたローテーションで有馬記念を見据えたローテ―ションでのレースができる馬こそ狙い目といえます。

今年の有馬記念については更に暮れの中山であることからも馬場もしっかりと見極めが必要であること、出走メンバーにアイアンバローズ、タイトルホルダーがいることからもある程度縦長のレースになることが想定されます。アイアンバローズ、タイトルホルダーが引っ張り、それを3番手集団の先頭であろうディープボンドとウインマリリン、後は最近先行できるようになったシャフリヤールあたりが捕まえにいく展開である程度流れるレースになることが想定されます。そのようなレース展開になり、ロングスパート戦になると外をぶん回す競馬は厳しいです。

後半5ハロンが速くなった有馬記念を思い返せば2015年にゴールドシップが捲り激流となったレースで内でがっちり脚を溜めたゴールドアクター、キタサンブラック、サウンズオブアースが最後まで脚を伸ばしましたが、ゴールドシップやマリアライトのように外々を回した馬が垂れました。2014年も同様にゴールドシップが捲り後半5ハロンが速くなったレースでありますが、捲ったゴールドシップは3着、実力上位のジャスタウェイ、フェノーメノ、ウインバリアシオンは内から5~6頭目をぶん回して馬券外となった一方で2枠4番で好位で競馬ができたジェンティルドンナが勝利し、その後ろにいたトゥザワールドが穴をあけるレースとなりました。そして2016年も後半5ハロンの速いレースでしたが、サトノノブレスがキタサンブラックを潰しにいくようなレース展開でスパートはかなり速め。そのスパートに王者も応戦して流れが速くなり、結果はご存知の通りでキタサンブラックの後ろで徹底マークしたサトノダイヤモンドが勝利し、2.3着はインベタで競馬したキタサンブラックとゴールドアクター。更に4着にもインベタしたヤマカツエースが突っ込んできました。一方で外をぶん回したシュヴァルグラン、デニムアンドルビー、サウンズオブアースは伸びを欠きました。

また、馬場を見ても土曜の中山馬場はどう考えても内が有利であり、外々をぶん回した馬はどうしても最後に脚が上がっております。実際同コースのグレートフルステークスでもリビアングラス他3コーナーで内から3頭目よりも外を回した馬は最後まで脚が持っておりませんでしたし、内有利な馬場は間違いありません。

上記からも3~4コーナーでインベタで競馬した馬にこそチャンスがあります。

また、今年から古馬の斤量が1㎏底上げされ、牡馬は58㎏、牝馬56㎏で出走という点も非常に大きな変化点であり、これを考慮すると3歳馬の斤量56㎏というのはやはり魅力的。

これらの理由から本命はソールオリエンスとします。

◎ソールオリエンス

近年3歳馬の活躍が目覚ましい有馬記念に出走する今年の3歳馬で最も注目しているのがこの馬。3歳馬は、今年から古馬が58㎏で有馬記念を走ることからも56㎏という慣れた斤量で走れるのはチャンス大。また、有馬記念は直線短いコースでのG1で鋭い決め手を使って勝利した馬が好走しやすい舞台で、近年でも皐月賞勝ち馬が3歳で有馬記念に出走した際にはエフフォーリア、サートゥルナーリアのように好走傾向にあり、血統的にもキタサンブラック産駒は昨年イクイノックスが勝利しており、母系が欧州系であるのは有馬記念好走血統といえますし、時計の掛かる暮れの中山という舞台は重馬場の皐月賞で周りが止まったように見えた末脚で差し切った内容からも合うはず。

能力を振り返ってみても、デビュー戦11秒5-11秒0-11秒0の加速ラップ、2戦目の京成杯は12秒2-11秒7-11秒5の加速ラップ、3戦目の皐月賞12.7-12.5-12.0と3戦連続加速ラップで京成杯は上り2位馬よりも0秒5も速く、皐月賞も上り2位馬よりも0秒9も速い桁違いの末脚で圧勝。この末脚ですが、実は京成杯や皐月賞はキレキレの33秒台ではなく、35秒台の末脚であり、33秒台の末脚を求められたダービーや新馬戦のパフォーマンスを比較しても上りの掛かる馬場でこそのタイプであることがわかりますから、暮れの中山が合わないはずがありません。また京阪杯や皐月賞でもコーナーの都度右に膨らんでいた粗さを見せながらの勝利で、G1級であの粗さを出して勝てるのはドゥラメンテくらいですからまともなレースをすれば再びG1を勝利しても不思議でもありません。

そして今回内枠を引いたのが決め手。今年の有馬記念はタイトルホルダーやアイアンバローズを捕まえに行く先行馬の存在からロングスパート戦になり、内内を惰性でコーナー回り直線一気の競馬に徹することができる枠であることが非常に熱いですし、他レースを見ても内がいいのは間違いありません。この2戦は、セントライト記念も内から3~4頭目の外々をぶん回して差し切れず、菊花賞も内から5頭目の外々をぶん回してロングスパートしたことで最後の脚色が鈍っていたことが大きな敗因です。皐月賞もその印象がありますが、レースを見て頂ければわかる通りで、コーナーでは外を回しておりますが実はポジションを取りに行っておらず本気の追い出しは直線に入ってから。それと比較するとここ2戦は相当強気の捲る競馬であり、良さが発揮できておりません。今回は内枠を引いたことに加えて、鞍上が川田騎手となったことにより、ここ2戦よりも内前を意識した競馬(ダービーくらいのポジション)に徹してくれるでしょうから、もっともバイアスに沿った競馬ができると考えます。

タイトルホルダーとアイアンバローズが逃げ、他馬が捕まえにいってる間、馬なりで内からポジションを上げて、直線外に出して坂上で自慢の末脚が大爆発というシーンを思い浮かべて、本命とします。

本重賞レースの全印を紹介した最終予想及び回収率4年連続100%超えの勝負レースBESTBUYを含む他レースの予想はオンラインサロン”BESTBUY検討委員会”及びnoteにて配信の”勝負レース3本締め”限定配信となります。BESTBUYはK-BA LIFEが4年連続回収率100%超えの勝負レースコンテンツであり、その日最も自信あり+お買い得な一頭を紹介するコンテンツです。

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異常投票パトロール

単勝・複勝30万円以上の異常投票を見つけて紹介する”異常投票パトロール”の更新は、前日深夜及び早朝となりますので、是非もう一度ブログへお戻りくださいませ!

馬名 単勝 複勝
ソールオリエンス 100万,150万 200万
ドウデュース 200万 100万
タイトルホルダー 200万  
ジャスティンパレス 300万,200万

280万,220万

200万,300万

タスティエーラ 500万,100万  
スルーセブンシーズ 150万 300万

全頭分析(週初めにオンラインサロンで公開)

競馬新聞では、馬柱と調教と当週のコメントだけが記載されており、予想の決め手にはまだ不足しているのではないかと考えます。競馬予想にはその馬がどのような条件で走るのか?という点が重要であると考え、その点をラップやコース適性からわかりやすくまとめておりますので是非ご高覧頂ければと存じます。完全無料のブログでは、週中の枠順や最終追切等を考慮しておりませんので、評価が最終予想と変わることがありますが、そういう意味でも適性面の確認にご確認頂ければと存じます。

①アイアンバローズ

内で揉まれると馬が暴れるので外枠は必須。特に天皇賞春は最内枠から外に出していたようにその気性は問題ありで、多頭数や内枠だとリスクあり。前走ステイヤーズステークスも単騎逃げで絡まれなければ最後まで全く垂れなかった通りでとにかく揉まれないことが条件となります。東京2400m戦で2分24秒2の全体時計で上り4ハロン45秒台の超後傾ラップレースで上り最速を出しているように後半まで溜めが効けば後半の持続力はかなり高い。近年の有馬記念は間隔を詰めたローテは厳しいのでここは軽視。

②ウインマリリン

内枠でラチを頼って走れば能力は上位で、ロベルトの血統らしく、5歳秋に本格化し、内ラチを頼らずに外差しを決めた香港ヴァーズで完全に本格化。元々もオークスで2着と好走していた通りで実力馬でしたが、その後にオールカマーを勝利してから不調が続きましたが、7着になった宝塚記念から完全に復調。

内ラチ沿いを走れる枠で、ラチ沿いを取ることができればオールカマーや日経賞のように走りが違いますし、22年の札幌記念も秀逸。その札幌記念では外目の枠から即最内を取り、直線では天皇賞秋でも2着・4着になる馬に続く3着でソダシにも先着と相当強い内容。ある程度前が有利だったことは否めないですが、それでも1~4着の名前を見れば弱くないことはわかります。23年は相手が悪すぎたドバイSCで6着、馬場が合わなかった札幌記念、外枠のオールカマーと負け続けましたが、前走ブリーダーズカップでは強豪馬を相手に4着と好走。有馬記念の適性としても阪神内回りのエリザベス女王杯で2着、中山2500m戦も日経賞で勝利と適性面は問題なく、間隔も米国からの遠征でありますが、間隔も十分にあいておりますので面白いと思いますが、近年の有馬記念は外差し顕著でインベタがよろしくないのでそこあたりがどうかなと思います。今年の有馬記念は馬場は速く、内も使えることから土曜日の時点で内がいいという判断ができて、内枠をとれるなら。

③シャフリヤール

不良馬場の神戸新聞杯で見せ場なしだったように良馬場マスト。毎日杯で日本レコード、ダービーではあの年度代表馬のエフフォーリアを差し切るダービーレコードでの勝利と高速時計の馬場が必須のタイプ。後傾ラップの後半のスピード勝負でなければ厳しいタイプでありますが、3Fの瞬発力戦というよりは4F程度のロングスパートが得意なタイプ。昨年も天皇賞秋はパンサラッサ以外は超スローで32秒台の末脚を出せずに5着、ジャパンカップではスローの後傾ラップではありましたがラスト4F45秒台とロングスパートも求められたレースで内有利なレースを大外から一頭だけ伸びてきた内容は評価可能。藤原厩舎らしく叩き2戦目で一気にパフォーマンスアップするタイプで、3歳時は毎日杯→ダービー、4歳児はドバイSCこそ勝利しましたが、天皇賞秋→ジャパンカップとパフォーマンスアップしていることからも明らかな叩きレースでは注意が必要。

今回は札幌記念を流して、BCターフで究極仕上げの中で3着。今回香港を回避→有馬記念で明らかに調整が狂ってのレースですからそこまで過信はできません。

④ジャスティンパレス

遠征のない関西圏×軽くて速い馬場×内枠が好走条件でしたが、宝塚記念や天皇賞秋での激走で完全に本格化で本命候補の一頭(昨年本命でしたが騎乗ミスで大敗)

能力としては、天皇賞春で先行馬が1.2着馬以外全て崩れるレースを早仕掛けして、上り最速で2馬身半差で圧勝した内容、神戸新聞杯はコントレイルよりも速い勝ち時計で3馬身差圧勝し、菊花賞は前半34秒9でセイウンハーデスが引っ張る前にいる馬にとっては極めて厳しい+ボルドグフーシュも捲るようなレースであり、先行馬にとっては非常に厳しいレースを先行+3~4コーナーで詰まる不利があっての3着と高評価できる一頭。

馬体が完成しない中で3歳のパフォーマンスは古馬になってから注目と考えておりましたが、その初戦となる阪神大賞典では最内で詰まりながらも得意のスローの瞬発力戦で一気にボルドグフーシュを差し切り、続く天皇賞春も圧勝。上記からもレコード級の時計であった神戸新聞杯、レコード決着の菊花賞、超スローで後半速い時計を求められた阪神大賞典、開幕2週目の超高速馬場京都の天皇賞春と好走。その後は前が潰れた宝塚記念では差して3着と恵まれましたが、ワールドレコードの天皇賞秋で2着と好走しておりますので、やはり得意は高速馬場。

昨年有馬記念は内が詰んだ馬場であり、得意の溜める競馬をせずに内から前で粘りこみをはかるような良さを発揮できない競馬をしてしまって、言い訳できる内容ですし、今回は見直しが必要です。今回差しに徹するならステイヤーG1でも実績のある馬ですから有馬記念固有の5ハロンロングスパートも文句なしであり、直線短いG1の代名詞である宝塚記念でも好走しているだけに適性は高く、加えて天皇賞秋からのローテも非常に魅力的。

血統的にもロベルト持ちであり、十分に有馬記念でも買える一頭として評価できます。

昨年のように先行しなければ十分に勝てる一頭と考えますので、重い評価をうつ予定です。

⑤スターズオンアース

桜花賞とオークスを連勝した馬は、ジェンティルドンナ、ブエナビスタ、アーモンドアイ、デアリングタクト、リバディアイランドと名馬だらけであり、名馬の仲間入りをしたと言っても過言ではありません。両前脚の第1指骨剥離骨折は、罹患による能力への影響が各種骨折の中では低い部類に該当する怪我ですし、元値の能力で評価可能。

クラシック3戦の走りが秀逸であり、能力は間違いなく高い。桜花賞は、1~10着まで0秒3という超混戦であり、中でも上位は軒並み内を通った馬であり、外を回した馬を評価するべきレース。その中でもスターズオンアースは、内を通ったとはいえ直線では、ピンハイが外に出して大きく寄れたパーソナルハイと接触する不利がありながら差し切り勝利は評価必要。オークスは差し有利とはいえ、桜花賞とは求められる適性が全く異なる中で上り最速で勝ち切ったのも評価可能。秋華賞は内前有利なレースを出遅れて後方から馬群を縫うように差して3着+上り2位馬よりも0秒4も速い末脚ですから最も強いレース。そこから古馬初戦となった大阪杯でも前残りのレースを差して唯一飛んできた内容は勝馬よりも評価可能ですし、ヴィクトリアマイルは久しぶりのマイルでも安田記念も制覇するソングライン、マイルG1で常に上位のソダシに次ぐ3着と好走しており、雨の要因がなければ勝ちまで見えていた1頭。有馬記念に関しては、直線短い大阪杯・秋華賞でも好走し、天皇賞秋をスキップするとん挫がありましたが、ジャパンカップでは強敵相手にリバティアイランドに詰め寄り、ドウデュースには先着する堂々の3着と実力は現役牝馬最強と言えるでしょうが、とにかく相性の悪いジャパンカップからのローテーションが厳しそう。他のジャパンカップ組と比較すると秋2戦目であることや蹄の悪い状態から急ピッチで立ち上げてのジャパンカップ3着と能力はこのメンバーでも最上位であることから軽視は難しいですが、それでもジャパンカップからのローテーションが気になります。

⑥スルーセブンシーズ

本命候補の一頭。

凱旋門賞4着、宝塚記念はイクイノックスと差のない2着かつ上り最速と直線で進路が無くなる不利さえなければ感じさせてくれる素晴らしい伸びを発揮し、有馬記念でも当然有力候補。

特に中山で4-1-2-0と崩れなく、重賞の紫苑ステークスでは展開的には差し有利な流れで、直線では詰まり倒し中々進路を見つけれられない中最後に強襲して2着と権利取りし、湾岸ステークスではキングオブドラゴンに迫る上り最速の3着となり、初富士ステークスは牡馬相手に上り2位の末脚で差し切り勝ちし、中山牝馬ステークスでは3~4コーナーで外々をぶん回しても一頭だけモノが違う勝ち方をしていた通りで、中山での適性はとにかく高く、走るたびに強くなっております。また、馬体重もデビュー時から20㎏増と増やしながらでもパフォーマンスを上げていることからも今が完全に本格化。

この馬体重を増やしながらグランプリレースを好走した馬は、過去にリスグラシュー、クロノジェネシスといった名牝がおりますが、その名馬と同じ成長を感じるのも非常に魅力的です。

また、前走凱旋門賞から十分に間隔を開けたローテーションはこの馬にとってもよく、10週以上の間隔では2-2-2-1と崩れ無し。距離も凱旋門賞で日本歴代好走馬と比較しても十分に評価できる4着であることから長いとも思えずに十分に通用可能です。イクイノックスがいないなら宝塚記念も勝利している牝馬で、馬体重を増やし続けていることを考えてもリスグラシューやクロノジェネシスのような激走があっても全く驚けません。

⑦ソールオリエンス

こちらも本命候補の一頭。

近年3歳馬の活躍が目覚ましい有馬記念に出走する今年の3歳馬で最も注目しているのがこの馬。1週前重賞コラムで説明した通りで、有馬記念は直線短いコースでのG1で鋭い決め手を使って勝利した馬が好走しやすい舞台で、近年でも皐月賞勝ち馬が3歳で有馬記念に出走した際にはエフフォーリア、サートゥルナーリアのように好走傾向にあり、血統的にもキタサンブラック産駒は昨年イクイノックスが勝利しており、母系が欧州系であるのは有馬記念好走血統といえますし、時計の掛かる暮れの中山という舞台は重馬場の皐月賞で回りが止まったように見えた末脚で差し切った内容からも合うはず。

能力を振り返ってみても、デビュー戦11秒5-11秒0-11秒0の加速ラップ、2戦目の京成杯は12秒2-11秒7-11秒5の加速ラップ、3戦目の皐月賞12.7-12.5-12.0と3戦連続加速ラップで京成杯は上り2位馬よりも0秒5も速く、皐月賞も上り2位馬よりも0秒9も速い桁違いの末脚で圧勝しており、また京阪杯や皐月賞でもコーナーの都度右に膨らんでいた粗さを見せながらの勝利で、G1級であの粗さを出して勝てるのはドゥラメンテくらいですからまともなレースをすれば再びG1を勝利しても不思議でもありません。菊花賞は3000mの舞台で3~4コーナーで大外ぶん回しの強気な競馬で差し切れなかったのは距離としかいいようがなく、距離短縮での今回はまずプラス。

有馬記念は3コーナー付近からのロングスパート戦になり、惰性でコーナー回り直線一気の競馬に徹することができれば、坂を上ったあたりから一気に先頭との距離を詰める末脚を発揮してくれる絵も想像できます。理想はタイトルホルダーが引っ張り、他馬が捕まえにいったところを1テンポ遅れてロスなく差す形。

⑧タイトルホルダー

この馬の好走パターンは”4コーナー先頭”。

国内でこのパターンなら8戦6勝2着1回で,22年有馬記念は凱旋門賞帰りで本調子にないこと+超外差し決着となった通りで馬場も完全に向かなかったのが全てで度外視可能。この馬の能力を示したのは、圧勝した菊花賞や天皇賞春も捨てがたいですが、やはり宝塚記念。22年宝塚記念は33秒9-36秒3と超前傾ラップ戦であり、逃げたパンサラッサとも0秒2しか離されていないことからタイトルホルダーにとっても厳しいペースだったことは間違いなく、基本的には先行馬壊滅の差し決着レース。実際に内で脚を溜めて差したヒシイグアスや外々を回して差したデアリングタクトが上位にきただけに先行馬にとっては厳しいレース。それを2番手先行、早々に先頭にたって押し切りという競馬は規格外。勝ち時計もレコード時計だったように時計は速い方がよく、直線は短い方が良いタイプ。そんなタイプでも23年日経賞では不良馬場のレースを1秒3差の異次元の勝ち方で圧勝と能力は現役でも最強クラス。差しが決まりやすい阪神長距離の菊花賞、天皇賞春を逃げて勝利したスタミナ、圧倒的なスピードを誇示した宝塚記念と調子さえよければ弱点は全くないタイプで、4コーナー先頭取れそうなメンバーならまず買いの一頭。

有馬記念は過去2回挑戦しておりますが結果がでていないこと、ジャパンカップからのローテーションというのは鬼門であり、引退レースになりますが相手までということにします。

⑨タスティエーラ

皐月賞2着、ダービー1着、菊花賞2着といずれも全て違う舞台、競馬でも結果を出していることからも総合能力はまず高い一頭であり、前半マイペースで走れれば後半素晴らしい脚を使えることができるのが強み。

新馬戦の勝ち時計は過去5年の東京1800新馬戦で3番目に速く上り4ハロン45秒9の上り3ハロン33秒5はサリエラ、ジオグリフに次ぐ3番目に速い時計で優に重賞級の時計。馬場が内有利だったことを考えると恵まれておりますがそれでも0秒6差の圧勝は強い内容。

そして共同通信杯は、上位3頭の進路や当日の他レースにおける上位馬の進路を考慮しても完全に内有利なレース。この内有利かつ前が上位を占める中、唯一差し+外のポジションから上り上位の末脚で追い上げてきたのがこのタスティエーラで負けて強しの内容。弥生賞では、ホープフルステークス2着馬を相手に完勝しており、能力は世代上位。そして、皐月賞。ご存知の通りで重馬場で前半58秒5を進める非常に厳しいラップの中で、先行早め抜け出しの最も厳しい競馬でも2着と非常に強い内容。他の先行馬が軒並み潰れる中で、一頭だけ早め抜け出しですから、皐月賞では勝ち馬と同列の評価をしてもよかったです。日本ダービーはスローで前が有利な流れをうまく競馬した騎手がうまいと感じますが、勝ち切った内容は能力でしょうし、初の遠征、京都3000mと全く適性と異なりそうなレースでもしっかりと好走したことからも世代最上位級の一頭。今回得意の中山で好位で競馬ができれば崩れる絵は書きにくそうな一頭。

⑩ディープボンド

時計の掛かる馬場でスタミナ戦になれば現役屈指の存在。また、これまで内枠で揉まれる競馬や瞬発力戦になると大敗を繰り返していたのが、21年の有馬記念で内枠を克服し、22年の阪神大賞典で瞬発力戦を克服。高速時計が多い現代競馬で1着をとるのは条件が重なる必要がありますが、弱点を克服して安定感を得ました。それでも23年の阪神大賞典では超スローの瞬発力戦で5着と凡走したあたり、やはり上りの掛かる持続力戦こそがこの馬の本領発揮の舞台。強い逃げ馬が複数いるレースになればまだまだ見限れない一頭。有馬記念は上りの掛かるレースに近年ますます拍車が掛かっており、この馬も2着の実績があることからも軽視はしづらいですが、鬼門のジャパンカップからのローテーションが不安です。

⑪ディアスティマ

小回りコースで上りの掛かるレースで狙いたい馬。実際に東京では条件戦でも敗れ、阪神外回りコースでも切れ負けしておりますが、2勝クラスのグッドラックハンデの勝ち時計は同日の有馬記念でも掲示板に残れるような時計でありましたし、3勝クラスの松籟ステークスは阪神内回りでレコード勝利、オープンも函館のリステッドを勝利し、重賞でも日経賞で3着。そういう意味でもある程度直線は短く持続力を活かしたい馬。

今回有馬記念は走りやすい条件と考えますが、G1級での好走がないだけに厳しそう。

⑫ドゥラエレーデ

東京大賞典か有馬記念かわからないですが、ダートでも芝でも海外でも地方でも走る万能感が武器。ジャパンカップよりも間隔の短いチャンピオンズカップ組なので余力的に微妙kなあというところがあります。

⑬ドウデュース

古馬になりピッチ走法なだけあり、もしかしたら適性が走りに出てきているようなら京都記念のようなコースが最も合うのかもと思わせてくれますし、天皇賞秋→ジャパンカップと得意の東京で結果がでないだけに、昔はマイラーでも走ると言われている有馬記念のようなレースにこそ適性があるのではと考えれる一頭。

有馬記念で好走馬多数の直線短いG1レースという意味では、皐月賞のレース内容も素晴らしいです。皐月賞は1・2着馬が3番手、4着馬も3番手、5着馬が逃げ馬という4コーナーで外前にいないと話にならないような後傾ラップ戦でしたが、ドウデュースは4コーナー14番手と物理的に厳しいポジションから上り最速3着。年明け後の京都記念は内前が有利なレースを、後方外から捲り気味に突き抜けるレース。このレースは、正直着差が3馬身でしたが、10馬身以上の差で圧勝したと言ってもいいレベルの内容であり評価必要。

ジャパンカップローテーションがとにかく不安でありますが、叩き良化なのは3歳馬の時からでしたからそこまで過敏に反応しなくてもいいかもしれませんが、右回りも京都記念で圧勝とはいえ荒いレースぶりであったことを考えるとマイナス。それでも今の走りは小回りの方がいいのではということを考えるとスターズオンアースの逆転まで。

⑭ハーパー

友道厩舎のハーツクライ産駒で、デビュー当初からオークス狙いで育てられ、逆算されたローテーションで、クイーンカップ→桜花賞→オークスの理想的なローテーションを進んで本番も2着と実績を残せたのは陣営の努力。上記からも本質的には短いマイルでも結果を残して、適性ある舞台ではしっかりと結果を出していることからも能力がシンプルに高いタイプであり、秋では2000m戦の秋華賞で3着、エリザベス女王杯で3着と距離は長い方が良さそう。ただ、エリザベス女王杯もインベタの馬が上位を独占するようなレースをインベタして3着というところは少し微妙な感じですし、直線短いコースよりは長いコースの方が強い競馬をしているので有馬記念への適性は余り感じられません。ただ、斤量は魅力です。

⑯ブローザホーン

現役でも屈指の河童。2勝クラス勝ち上がり以降の渋った馬場でのパフォーマンスが桁違い。烏丸ステークスは不良馬場の京都外回りコースで、先行して上り2位馬よりも0秒5速い末脚+2着に0秒8差の大楽勝、函館記念は得意渋った馬場で岩田騎手のイン突きで3着。この函館記念は進路が全くなく実際競馬できたのは1Fのみであり、そういう意味でも能力は渋った馬場であれば重賞級。オープン初勝利となった札幌日経オープンではキャンターのような楽勝ぶり。他の先行馬が崩れる中でも馬なりで先頭にたちその後は6馬身差の圧勝とかなりの好内容。渋ればG1でも。

⑰プラダリア

重馬場の京都大賞典で勝ち切ったように渋った馬場でこそ。能力として特に評価が必要なのは、年度代表馬も出した日本ダービー。近年の傾向通りで差し決着となったダービーでアスクビクターモアとプラダリアだけが前目の競馬であり、このダービーで馬場的にも伸びない内を通っていたこともあり、評価が必要ですし一緒に先行したアスクビクターモアは菊花賞制覇。この日本ダービーは超高速馬場で本質的には向かないのですが、それでも大崩れしなかったのは能力と考えます。上記からも渋った馬場なら。

⑱ライラック

いつかのサラキア感。元々は関西遠征は全くダメでしたが、2年連続で京都と阪神のエリザベス女王杯で好走していることからも輸送については既に克服しており精神面での成長を感じる一頭。特にエリザベス女王杯に関しては今年はインベタの馬が上位を独占する中で内から4頭目の外々を回しても上り最速の4着と好走し、昨年の直線短い阪神のエリザベス女王杯も上り2位の末脚でウインマリリンと同着の2着。上りの掛かるレースであれば末脚は堅実ですし、有馬記念で好走馬も複数いるエリザベス女王杯からのローテもプラスですし、元々得意の関東圏で直線短いコースとあれば爆穴で面白い一頭。

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K-BA LIFEでは、毎週全レースをラップ及びトラックバイアスの観点で回顧・復習し、気になる馬をリスト化し、リスト馬のキャラを分析して次走狙える条件に出てきて尚且つお買い得(オッズが美味しいこと)なら狙い撃ちするという予想プロセスで、その日最もお買い得な一頭を紹介する”BESTBUY”は2019年配信以降4年連続回収率100%超えの予想であり、重賞予想も本命馬の回収率は100%超えを継続しておりますので、皆様の競馬ライフに少しでもお役に立てるものであると考えます。(2022年予想一例:スプリンターズステークス◎ジャンダルム

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K-BA LIFEの勝負レースであるBESTBUYを読み放題なのはこのBESTBUY検討委員会のみ!回収率100%超えは当たり前の厳選された勝負レースは破壊力抜群!?

毎週週中も競馬を学べる環境!

土日の予想だけでなく、週中には重賞考察のコラムであったり、重賞の全頭分析、さらには前週における復習された厳選馬について紹介しております。他にも血統・調教師・騎手の研究等も深めており、予想の奥深さを実感できる内容と考えますし、予想のプロセスを学ぶことができると考えます。

予想の実践で身につく環境!

毎週土日には参加者で豪華景品を競う馬券バトル企画である”BESTBUY杯”を開催!このBESTBUY杯では参加者独自で達がったBESTBUY新聞の発行もあり、企画の中で競馬仲間が増えておりますので、競馬仲間を増やす環境としてもBESTな環境といえます。

リアルに感じる大人の青春!

オンラインサロンではWEBだけでなく、リアルな交流にも重きを置いており、全国でオフ会を開催しております!ここでできた仲間とは幼馴染よりも会っているといった声もあり、最高の出会いを感じておりますし、この競馬仲間が地元や自分の仕事を知ってほしいという気持ちから独自の文化で生まれた”持ち込み企画”も開催されております。22年末までで既に30回以上の企画もあり、楽しい週末を過ごせております。

大人の青春を感じる口コミ