東京大賞典2022　最終予想

2022.12.28

どーもこんにちわ！K-BA LIFEの中の人です！

本日は、東京大賞典2022最終予想を紹介致します。

この東京大賞典は、昨年までは4連覇していた大井の帝王オメガパフュームがいましたから堅軸を選ぶのは非常に簡単だっただけに改めてオメガパフュームの偉大さを感じる次第です。この東京大賞典は、同じコースである帝王賞とは梅雨時と乾燥時とで馬場が違うということも考えても全く別のレースととらえる必要があるレース。そういう意味でも冬の乾燥したダートでも実力を発揮できる馬を選んでいく必要がありますので、そういった点で全頭分析した上で熟考して本命馬を選んだので是非！

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東京大賞典2022　最終予想

予想

大井2000mというキングオブダートコースで開催される東京大賞典は、同じコースで開催されるJDDや帝王賞と違った特徴があるのでその点をしっかりと理解した上で予想をしたいと思います。

大井競馬2000mは、東京大賞典をはじめとして、JDD,帝王賞といった日本でも屈指のダート重賞が開催されるキングオブダートコースです。外回りコースの大井競馬場の直線の長さは、ダートコースの中では、東京競馬場、中京競馬場につぐ、日本で3番目に直線が長いコースとなります。

基本的には、最初のコーナーまでが長く、外枠の馬は競馬をしやすい特徴があり外枠の馬が活躍しがちといわれておりますが、大井のダートコースは、路盤が山なりになっている為、ハロー掛けによって、内に砂がたまったり、外に砂がたまったりで内外どちらかがタフな馬場になったりすることもあります。雨が降ると路盤の傾斜の関係や風の関係で乾き方も非常に偏ります。

加えて、長い直線で開催される中距離ダート戦であり、直線もかなり速い脚が求められたり長くいい脚を求められるので、注目すべきは下記2点。

①中間ラップで13秒台が刻まれると、勝つためには極端に速い36秒台の末脚が必要

②締まったペースになると地力勝負になり、同年大井2000ｍ好走馬がとにかく有利

特にこの４年間の大井競馬場は昨年は非常に緩いペースでしたが、前半から締まったペースでレースが進むことが多く、これは道中の馬場が軽くスピードが出やすいということも大きく、時計も中央の馬場とそこまで変わらない速い時計が出ております。そういう馬場になると前半からペースアップして後半はスタミナ勝負となり、上述②のスタミナが必要となり、大井2000ｍでの距離実績が活きているものと考えます。

下記に過去5年のレース分析をしますが、2017年以前は速い末脚が重要で、2018年以降は全体時計が速く、ペースも流れてスタミナが必要なレースに変貌していることがわかります。

2021年　東京大賞典　良

昨年の東京大賞典は過去10年の東京大賞典でも最も流れた35秒2という前半3ハロンで流れるレースで差し決着。実力上位のクリンチャーが粘り込みしましたが、その年のJBC勝ち馬のミューチャリーやチャンピオンズカップ3着馬のアナザートゥルースを相手にウェスタールンドが3着に差したようなレース。そういう意味でも上記の狙い目としては大井2000ｍ戦好走馬が馬券になるというコメントですが、オメガパフュームは説明不要の東京大賞典4連覇、クリンチャーは同年帝王賞3着、ウェスタールンドは前年の3着馬ですからその通りの結果となりました。

12.0 11.3 11.9 13.3 13.0 12.2 13.1 13.0 11.9 12.4

2020年　東京大賞典　良

過去4年で最も遅い流れで１～８着馬の性0秒4という超接戦。カジノフォンテンはこの時人気薄ですが、先行して最後の最後までオメガパフューム相手に粘ったこと、ウェスタールンドが瞬発力を発揮できたレース。地力上位のオメガパフューム、カジノフォンテン、そして瞬発力に秀でたウェスタールンドが上位ということなのでイレギュラーなレース。上りも過去4年では異質で上位8頭は36秒台という東京大賞典にしてはスローだったので残り600m地点から速い脚を使えた馬達が上位を占めました。

12.3- 12.1- 13.4- 13.7- 13.4- 12.7- 12.6- 12.7- 11.6- 12.4

2019年　東京大賞典　良

ペースの緩まない上りのかかる東京大賞典。同年の大井2000ｍ実績が活きた。

12.7-11.6-12.2-12.7-12.4-12.1-12.5-13.3-12.3-13.1

4F 51.2-3F 38.7

１着オメガパフューム　上がり38秒1

大井2000ｍは東京大賞典や帝王賞含めて無双状態

２着ノンコノユメ　上がり38秒1

同年の帝王賞3着

３着モジアナフレイバー　上がり38秒3

同年の大井記念1着

2018年　東京大賞典　良

ペースの緩まない上りのかかる東京大賞典。大井2000ｍ実績が活きた。

12.4-11.5-12.2-12.7-12.4-12.2-12.9-13.6-12.8-13.2

4F 52.5 – 3F 39.6

１着オメガパフューム　上がり38秒5

同年のJDDでルヴァンスレーヴの2着。

２着ゴールドドリーム　上がり38秒9

同年の帝王賞勝ち馬。

３着ケイティブレイブ　上がり39秒4

同年の帝王賞2着。

2017年　東京大賞典　良

中間ラップで13.0-12.8-12.9-12.9と緩み、速い脚を求められるレース。

12.2-11.1-12.2-13.0-12.8-12.9-12.9-12.6-11.7-12.8

4F 50.0 – 3F 37.1

１着コパノリッキー　上がり37秒1

フェブラリーS勝ち馬、JBCスプリント2着等スピード重視。

２着サウンドトゥルー　上がり36秒5

大井2000ｍでは東京大賞典、JBCクラシック等勝ち星多数

３着ケイティブレイブ　上がり38秒0

同年の帝王賞で1着も、フェブラリーSで6着。スピード不足。

予想

上記の傾向を考慮して、今年のレースの流れを考慮すると中間ラップが緩んだスローのレースで36秒台の決め手を求められるレースになると考えます。前にいる馬は、カジノフォンテン、ラッキードリーム、アトミックフォースの地方在籍馬3頭に加えて、最近脚質転換しましたが元々前で競馬していたサンライズホープの4頭。アトミックフォースの逃げは前半3ハロンに13秒台が何度も刻まれるような逃げですし、何が何でものタイプはこの馬だけと考えれば相当緩くなりそう。

そういう意味でも今回は決め手重視で本命馬を選定しました。

◎ウシュバテソーロ

決め手という観点でみればメイショウハリオやサンライズホープといった末脚勝負で重賞を勝利した馬に目がいきますが、重賞未勝利と言えどもウシュバテソーロの決め手はかなりのもの。

特に2戦前と4戦前で見せた東京2100m戦の末脚ですが、過去3年の上りでは重馬場と良馬場で共にNo.1の末脚を記録とかなりの決め手。4戦前は重馬場ではありますが、逃げ・先行馬が前で粘る展開を後方12番手から上り34秒0と芝並みの時計で差して4馬身差圧勝。2戦前も逃げ馬が4着に粘るレースで後方10番手から上り2位馬よりも0秒6も速い末脚である35秒5とこれまた芝並みの末脚で圧勝。

この決め手は良馬場、重馬場兼用でありますし、緩い流れの東京大賞典でも再現できるはず。また、右回りについても3戦前で前有利な流れを上り最速で3着ですし、前走のカノープスステークスでも東京大賞典で4着好走実績のあるヒストリーメイカーを上り0秒8も速い末脚でぶっちぎる破格の内容での差し切り勝ち。差し馬が有利な流れとはいえ、重賞級の末脚であることは間違いありません。そういう意味でもこの馬を本命にしたいと考えます。

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