【競馬予想】Tapit産駒の傾向と買い時【北米史上最高の種牡馬】
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Tpit産駒について本日は、傾向と買い時について説明します。
日本で最も有名なTapit産駒は、今週のチャンピオンステークスにも出走するラニでしょう。
UAEダービーを制し、米国三冠に挑戦したラニの父馬タピットについて、少し紹介しましょう。
タピットと聞いてまず思い浮かぶ事は何でしょうか。
大体の人は、北米のリーディングサイアーで、種付け料が30万ドルを超えた歴史的名種牡馬と回答すると思います。
では、タピットの現役競争生活を知っている人は、なかなかいないと思いますので、少し紹介します。
タピットは2歳シーズン後半に2回出走して、10月のデラウェアパーク競馬場の1マイル(約1600m)の競走を7馬身3/4差で制し、その1ヵ月後に1マイル1/16(約1700m)のローレルフューチュリティ(G2)を4馬身3/4差で制しました。
しかし、3歳への移行は順調ではございませんでした。
タピットは前肢管部の問題のために数週間の調教をふいにし、シーズン初戦として果敢にもフロリダダービー(G3)に登録しました。
そこで精彩のない6着に終わった理由は、肺感染症と蹄の膿瘍でした。
その後のウッドメモリアルS(G1)では、同馬を管理するディキンソン調教師は「タピットはこの競走で勝つほど好調ではない」とレース1週間前に語っていましたが、タピットは最終コーナーを内の5頭を見ながら回り半馬身差の勝利を収め、同師が間違っていたことを証明しました。
続くケンタッキーダービー(G1)で同馬は着外となり、4ヵ月の休養後に最後の競走となるペンシルヴァニアダービー(G2)に出走したがそこでも見せ場が無く、通算6戦3勝の成績と獲得賞金55万7,300ドル(約6,688万円)で引退しました。
相当パッとしない競争成績ですが、タピットの関係者は、種牡馬としてのタピットの可能性を信じてやみませんでした。
その理由は、2点です。
仕上がってなくても重賞に勝てた能力とタピットの血統です。
先ほども説明した通り、調教師が勝てる状態ではないと言ったにもかかわらず、レースに勝利したことで優れたポテンシャルがある事は分かっておりました。
また、タピットの優れた血統は、種牡馬としての活躍を約束するものでした。タピット(父プルピット、母タップユアヒールズ、母父アンブライドルド)は、ミスタープロスペクター(Mr. Prospector)3×4でニジンスキー II(Nijinsky II)5×3の良血です。また、プルピットの母はミスタープロスペクターの牝馬プリーチ(Preach)であり、父は年度代表馬エーピーインディです。
このタピットの産駒は、初年度から最優秀2歳牝馬を輩出したり、日本でもテスタマッタなどの活躍馬を輩出しており、大注目の種牡馬となりました。
そして、2014年に北米リーディングになりましたが、その産駒の賞金は、約20億円。この金額の偉大さは、下記の画像を見ていただければわかると思います。
北米で歴史的な成功を収めているタピットは、日本でも、タピット産駒の強い新馬をデビューしました。
ラビットランです。
名前的には非常に弱そうですが、大逃げでの圧勝ではなく、ステッキ1発で一気に加速し、上がり36.6の7馬身差勝利。
ここまで衝撃的なデビュー戦は、久しぶりです。2歳馬で言えば、エピカリストこの馬の2頭が図抜けた印象を受けます。
そんなラビットランの父タピット産駒の傾向と買い時について下記に解析して見ます。
目次
日本でのタピット産駒の傾向
全成績
やはりダートに活躍馬が多いです。
ダートでの単勝回収率は、100円を超えているので単勝でベタ買いすれば儲かる種牡馬です。
芝・ダート馬場別成績
芝でも稍重になれば成績をグッと伸ばしていることがわかります。
パワーのある馬場が得意なので、芝は稍重で狙いましょう。
また、ダートでは、北米種牡馬らしくスピード満載ですので、脚抜きのいい馬場でも活躍しています。
距離別成績
芝
ダート
全体的に活躍できています。
重賞
重賞になると1400m〜1800mで勝負できます。
タピット産駒の得意コース〜勝利数〜
タピット産駒の得意コース〜勝率〜
タピット産駒の得意コース〜重賞編〜
東京や阪神でなら重賞で勝負できます。つまり大回りのコースで積極的に狙えます。
タピットと相性のいい母父馬
外国の馬が多いですが、Concern産駒が非常に成績がいいです。
タピット産駒の買い時
・タピット産駒の芝馬は、稍重時に買え!
・ダートコースは、阪神や東京コースが買い。
・重賞でも阪神や東京であれば勝負になる。
・母父Concernは、迷わず買い。