【競馬入門】夏競馬を攻略する為に絶対に知っておきたいこと
どーもこんにちわ!K-BA LIFEの中の人です!
競馬入門記事として夏競馬を攻略する為に知っておきたいことを紹介致します。
夏競馬は、オッズとしてもライト層が参加しない事なども重なり厳しく、馬券上手な方々とのお金の奪い合いになる為、非常に攻略が難しいです。また、舞台も北海道、福島、新潟、中京とデータ数が揃いずらいローカル競馬場ということもあり、苦戦が必須です。
そんな夏競馬を丸裸で勝負するのは非常に難しいということで、夏競馬攻略の為に知っておきたいことを整理しました。
数多くある夏競馬にまつわる格言の裏付けや各競馬場の事情を加味して夏競馬の攻略法やちょっとした知識を伝授したいと思います。
目次
夏競馬における格言編
夏競馬は牝馬を買え!?
牝馬は夏バテに強いというのが牝馬特有の新陳代謝の点からもよく言われており、夏競馬は牝馬を買えという格言もあります。確かに近年の夏競馬の重賞では、牝馬の活躍が目立つような気がしますが、競馬界全体を見ても牝馬が強いのは斤量差もあり、当然の風潮。
しかしながら、全てのクラスで牝馬が強いのかをまずはデータで見なければ話にならないので、見てみましょう。
まずは牝馬限定戦を除いたデータを紹介します。こちらは6月〜9月のダートと芝を合わせたデータになります。
もっとも成績がいいのがG2の勝率11%。それでも単勝回収値が100円を超えていないあたりは実力馬が結果を出していると見えます。
このデータはダートが入っているので、牡馬優勢のダートを除外した夏競馬における芝レースの成績を抽出したのが下記です。全体的に上がっているように思いますが飛躍しているとは思えないので、意識はしなくても良さそうですねw
しかしながら、年間の牝馬成績で比較しなければ、夏に強いか弱いかは判断できないと考えますので、年間平均の成績を同じ条件で抽出します。
年間の勝率は全てのクラスで7%以下です。
夏競馬は7%を超えるクラスが大半なので、夏競馬では牝馬のパフォーマンスが相対的に上がっているといって間違いないでしょう!
夏競馬は格より調子!?
夏競馬は格より調子という言葉があります。
これはどういう意味かというと実力馬が力を発揮できずに、勢いのある馬が勝つという意味です。
これを実証する為には、ハンデで活用される斤量しか見れる方法がないので、まとめました。
夏競馬の斤量別成績です。
トップハンデが圧倒的な勝率と単勝回収値でしたのであまり意味なし!?w軽いハンデの馬もそこまでなので、格についてはちゃんと意識した方が良さそうですね!
夏競馬は白い馬を買え!?
これは有名な話です!私もこの件については、下記の動画で検証しましたw
データ的にはどうでしょう?
黒い色の青毛が単勝回収値100円超えで、白い芦毛や白毛は回収値ではワースト1・2位。
つまり、この格言に踊らされて、人気が集まっているのかもしれませんね!?
裏函仕上げ馬は買い!?
函館には1週1300mのCWコースがありますので、北海道で滞在してしっかりと仕上げてから札幌に輸送して勝負する馬が裏函仕上げ馬といいます。
この裏函仕上げ馬の成績がいいのかを調べる為に、札幌競馬の過去10年分のデータをベースに、前走函館の馬がどのような成績かを抽出しました。その結果が下記です。
そこまで圧倒的ではないですが、札幌to札幌が276勝に対して、函館も200勝しておりますので非常にいい成績ではあると考えます。しかしながら回収値ではそこまで圧倒的ではないことからも旨味としては??な状況です。
実際は、最近ノーザンファーム空港の発達がすごいので、そこでみっちりと仕上げて10日前に札幌競馬場入りして、簡単に勝つという馬も多くいます。近年はこの函館の仕上げについてはそこまで意識しなくていいのかもしれません。
夏の新潟ダートは、外枠を買え!?
新潟競馬場は直射日光が強く、ダートの砂がものすごく熱くなります。その熱くなった砂が馬の顔面にかかると痛いわ、暑いわでもう馬自信も辛くなってしまいます。それが嫌で、新潟のダートではどんな馬でも前に出そうとするのがデムーロ騎手というのは、有名な話ですよねw
では実際にどうかを検証してみましょう。
これはすごい。
本当にピンクの外枠が圧倒的で、内枠は全滅状態です。
このデータは信憑性高いので信じましょうw
パドック編
福島競馬は盆地で猛暑なので夏バテ馬に注意
福島競馬場はとにかく盆地で猛暑になります。これは夏競馬が開催される土地の中でも断然の暑さです。気温の暑さというよりも盆地特有の、京都のような嫌な暑さですね。
福島競馬場では、そういう意味でもパドックでハキハキ周回できている馬を購入しておけばレース中に嫌気をさすような馬を買わなくても済むかもしれませんねw
夏の福島競馬はとにかくパドックに注意しておきましょう!
新潟競馬は馬体が濡れている馬が買い!?
新潟競馬場のパドックには外側にミストがあります。
ミストとは、競争馬が熱中症にならないように、霧状の水をパドック中から吹きかけることです。
見えにくいという悪評もありますが、それでも競争馬の体調が最優先です。直射日光がとにかく当たる新潟競馬場では、パドックからもガンガン日光が当たるので、注意しないと馬も体調不良になります。
このミストがパドックの外側にある為、状態がいい馬が外を周回するので、よくミストで濡れているのか汗で濡れているのかよくわからないと思われますが、ミストを浴びるほどパドックを元気に外外を周回しているような馬は買いでしょう!
以上です!