【競馬×キャリア】競馬のお仕事をまとめてみた【就職活動解禁】
どーもこんにちわ!K-BA LIFEの中の人です!
就職活動が3月1日に解禁されたとのことで、今日はホットな話題である”仕事”について、紹介したいと思います。大卒のお仕事だけではなく、いろいろな側面から競馬関係のお仕事をご紹介できればと考え、この記事を作成しました。非常に多くの時間をかけて、書いた記事ですので、是非これからの時代を担う若い方にしっかりと読んでいただければと考えています。私は、ネットで拾うことのできる情報を元に色々な仕事をまとめてみましたが、実際は働いている人に聞いてみることが一番です。
この記事で意識したことは、
・競馬業界はすごい
・競馬業界には実はいろいろな仕事がある
・競馬業界のお金事情や福利厚生
ここら辺を意識して、調査しました。
今回のお仕事では、調教師、ジョッキー、厩務員等いわゆる専門職はなるべく避けて組織紹介に特化した記事としております。調教師やジョッキーへなる方法については別記事で紹介したいと思います。それでは、競馬のお仕事について紹介していきます。
競馬関係の仕事について
競馬関係の仕事といっても一言では語り尽くせないほど多くあります。
仕事をイメージする時には、華やかなところだけ見えそうですが、裏方にも魅力的な仕事が多くあることも忘れてはいけません。
例えば、華やかなモーターショー等で好景気を謳歌している自動車メーカーが会社としては規模も、仕事も魅力的に見えますが、自動車の製造を支えているのは数多くの部品メーカーですし、最新の技術は、部品メーカーの力なくしてはありえません。特に、デンソーやボッシュやアイシン等は、自動車を作るにあたり絶対に必要な技術を持っていることに加えて、自動車メーカー級に会社規模も大きいですし、自動車を製造する工場にはファナックや三菱電機の産業用ロボットが欠かせませんし、自動化ラインにはキーエンスのセンサーや検査装置等も必須です。一見、自動車メーカーばかりが目立っており、面白い仕事をして高待遇を得ているように見えますが、影で自動車メーカーを支えるメーカーにも面白い仕事をしている会社がいっぱいあります。
競馬に話を戻しますが、競馬の主役は何と言っても
競走馬
です。
この主役である競争馬を取り巻く仕事は多種多様です。いわゆる競馬サークルと言われる競争馬の循環は、牧場で競争馬を生産し、売買が行われ、厩舎で調教され、レースに出走し、活躍できた馬は、生産の務めを果たすべく牧場に帰り、種馬として次世代の競争馬を生産することを務めとします。細かいことを言い始めると非常にまだまだあるのである程度割愛しますが、この一連の循環が、現代競馬を支えていることは間違いありません。
何が言いたいかと言いますと、これらの競馬サークルを円滑に回していくために、”仕事”が存在するのです。
誰かが競馬を主催しなければ、競争馬の需要はないですし、誰かが馬を生産しなければ、競馬は開催されませんし、競馬が開催されても儲からなければ競馬は縮小します。
競馬は、数少ない公営ギャンブルであり、農林水産省が管轄していることから、安定財源として機能する必要もあります。胴元の資金力もありますし、お金の回り方は、民間のコスト削減の動きと反して非常にいいです。そういう意味でも大規模な競馬サークルとそれらを支える仕事が”競馬”というジャンルであっても大量にあります。
他のスポーツと比較してもこの競馬は、1つのジャンルにしては大きすぎる市場です。いまでは落目と言われどJRAの売上は、19年度2兆8000億円を超えます。土日の営業だけでこれです。
例えば、Jリーグのサッカーですが、1年間の売上高はJ1やJ2全てのチームの広告、入場料、Jリーグ配分金等を合算しても900億円程度です。Jリーグは、この売上規模で、メディア、ファンクラブ、リーグ運営、企業スポンサーを回していかなければならない訳ですが、競馬は中央競馬だけで、その20倍以上の市場があります。プロ野球でさえ1400億円であり、中央競馬の10分の1です。お金がかかるギャンブルの側面がある競馬なので、観戦料等で収益を得ているプロスポーツと比較するのは、お門違いですが、ここで言いたいのは、
競馬は、1つのジャンルでも桁違いに規模が大きく、それに伴い運営にも莫大なリソースが必要であり、大量の仕事があるいうことを理解していただきたいです。JRAだけで運営しているのではないです。JRAが祭りを開催し、その祭りの中で、いろいろなジャンルの人がお金を稼いでいるのです。
前置きが長くなりましたが、競馬にはいっぱい仕事がありますし、表側の仕事、裏方側の仕事、色々あります。競馬のお仕事について、視野が狭くなっている方がおり、視野が狭いだけで競馬関係の仕事に就くことを諦めている方がいらっしゃるのであれば、この記事でいろいろな側面を見ていただければと思います。
競馬開催のお仕事〜企画系〜
ここでは、競馬を”運営・企画”する仕事について紹介します。主に2つです。
日本中央競馬会(JRA)
売上高2兆7千億円の巨大企業です。この売上高は、上場企業4000社の中でも50番目くらいに大きい規模であり、有名どころで言いますとNECや富士フィルムやJTよりも大きいです。競馬関係のお仕事というとこのお仕事を思い浮かばれることでしょうし、以前書いた記事がありますので、下記に紹介します。就職先としは、スーパーホワイト企業であり最高ですが、土日がないのは競馬関係の仕事の宿命。友達関係は、平日の夜に飲みに行けば問題なしです。大卒が条件になりますので、いま高校生でもしJRAに興味があるという方は、まずは死ぬほど勉強して、少しでもいい大学に行きましょう。そして体育会系や馬術部に入ることをお勧めします。この売上規模でありながら採用は年20人前後の狭き門です。年収や業務については下記ブログをご参照頂ければと存じます。
最後に、馬券は買えなくなります。
地方競馬全国協会(NAR)
地方競馬全国協会は、全国の地方競馬場の競馬を競馬法に基づき、統括するお仕事をします。
JRAの地方競馬版です。地方競馬といえば、平日にも開催し、ネットでもライブ中継が見れて、トリプル馬単等もあり、なんならナイター中継もするという中央競馬とは異なる競馬の楽しさがある職場です。地方競馬は、生き残りにかけていろいろな挑戦をしてきたことがわかりますし、これまで斬新なアイデアを実現してきたように変化が多い環境にあると考えます。仕事としては、バリバリ働きたいという方には、間違いなく刺激的で素晴らしい職場であると考えます。
売上高は、5000億円規模であり、規模としては他業界でいえば大手レベルかつこれでもV字回復中。ホームページの質も中央競馬と比較しても圧倒的にレベルが高いように思いますし、短い時間でもバリバリ働きたい勢いのいいベンチャー気質な方には面白いかも!?
採用は、10名以下の非常に狭き門であり、人数も100名程度であり、有給も5日程度。しかし、103名の平均年収は、879万円もあり、残業時間の平均は7時間、東京の港区で企画業務ができ、福利厚生は、住宅手当に始まり大量の福利厚生がありますし、社宅も船橋にあるので超ホワイト企業!生活に困ることはないでしょう!
主な仕事内容
(1)地方競馬に関する企画・立案、広報
(2)総務・人事・経理
(3)競馬開催業務(裁決・決勝審判・発走)
(4)調教師・騎手の免許業務
(5)調教師・騎手等の養成・訓練(教官)
(6)馬診療獣医師業務
(7)馬主及び競走馬の登録
(8)地方競馬の勝馬投票システム・情報処理システムの管理
(9)畜産及び競走馬生産の振興
(10)競馬に関する調査・研究
競馬開催のお仕事〜運営系〜
中央競馬や地方競馬のように多くのお客様を動員し、競馬を運営する為には、インフラ面もきっちりと整理する必要があります。やはりリソース的にもJRAやNARが独自でやるよりも外注する方が効率的です。競馬開催を大きな運動会と考えれば、競馬場の維持、必要物資の調達、お金面の管理、カメラマン、警備、広報、売店、レース管理等多くの関連会社の協力の元、毎週運営されております。そういう視点から、JRAの企画を形にしている仕事を順番に紹介していきたいと思います。まずは、関連会社から。
JRAファシリティーズ株式会社
http://www.jra-f.co.jp/company/company_profile.html
競馬を開催する上での環境整理を一任されているのが、このJRAファシリティーズです。業務概要は、下記の通り、非常に幅広いです。さらに、競馬のゼッケンもこの会社が特許を持っている為、こちらのウェブサイトからオリジナルゼッケンを作成することも可能です。3000円ですし、ダービー仕様にも可能です。JRAが競馬を開催する上で、無くてはならない仕事といっても過言ではありません。また、馬具や馬の餌も販売しておりますので、とにかくなんでも競馬と接点があるような会社ですね。
1.競馬場・ウインズ等の清掃、環境衛生管理、設備保守管理及び警備等
2.寮、競走馬スイミングプール、コンポストプラント等施設の管理運営
3.建築、土木、造園及び各種設備工事の設計・施工、監理、測量
4.馬場、造園、建物及び各種設備の保守管理
5.飼糧、敷料及び添加物の輸入及び販売
6.馬の飼糧及び調教に要する器具・器材等の販売
7.グループ企業の保険代理店業務
さらに、要点をサクッと説明しますが、
・全国の競馬場やウインズの維持管理があるので全国転勤あり(住宅手当や社宅あり
・50歳で年収900万円と年功序列
・残業はほとんど無し、JRAの依頼を忠実にこなせばすぐに帰れる。
株式会社中央競馬ピーアール・センター
http://www.prcenter.jp/index.php
中央競馬ピーアールセンターは、競馬コンテンツを書面、映像、ITサービスを通じて提供する会社です。優駿という雑誌や競馬場内で流れる映像、グリーンチャンネルの番組、レーシングビューアーの映像はこちらの会社が製作しておりまし、ターフィーショップのような競馬グッズの販売事業もこの会社です。さらに、JRAのホームページもこの会社が請け負っております。また、競馬関係のイベントも手掛けており、会社名の通り、中央競馬をPRする会社ですので、メディア系の会社と思っていただければと思います。そういう意味でも、最も消費者に近いサービスを手掛けるのがこの会社であると考えます。
人数は、100名程度であり、事業所は東京都と大阪府の2拠点。全国転勤を懸念される方には、2大都市に限定されるため、非常にいい環境なのではないでしょうか。しかしながら、全国の競馬場でのお仕事や先輩社員のインタビューによると入社1年で凱旋門賞の取材など、自分の仕事によってはグローバルに働くことができる職場です。中央競馬に携わるお仕事の中では、競馬の魅力を伝えることに重点を置いたお仕事ですので、非常に魅力的な仕事であると考えます。
JRAシステムサービス
JRAシステムサービスは、JRAのシステムに重点を置いた業務を請け負っている会社です。主には、下記となります。
・JRAシステムの運用、保守
電話投票、指定席予約、オッズカード等のシステム運用です。
・JRAシステムの開発
馬券の発売、集計、払い戻しや実況中継を全国に転送する情報系システム、競争馬管理システム等の開発です。
・JRA VANやJRAホームページの運営
競馬ファンに情報をタイムリーに提供する為、これらのサービスを運用しております。
・JRAが調達した各種システムの設計管理
JRAの情報システムに関しては全てこちらにお任せ!
・機器リース事業
パソコン含めてなんでもリースは、こちらにお任せ!
わかって頂けたでしょうか!?日本中央競馬会の方では、できないシステム開発等を全て請け負っている会社がこちらです。この会社がなければここまで中央競馬会は、ハイテクで、シンプルな情報提供をすることができなかったかもしれません。スマート化にもいち早く対応したJRAの影の功労者は、この会社なんです。縁の下の力持ち的な働き方ですね。更に、ここは教育制度が凄まじく情報処理技術者の資格持ちも300名以上在籍しており徹底したサポートがあります。通勤先は、全国の競馬場の可能性がありますし、出張も全国どこでもありえますので座っているだけのエンジニアというよりは、どこでも駆けつてくれるIT何でも屋さん的な働き方です。
福利厚生としては、残業代100%支給、社宅制度、家族手当、昼食手当、特別都市手当(関東・関西)、寒冷地手当、夜間勤務手当などの付随手当がとにかく充実しています。また福利厚生倶楽部(RELO CLUB)にも加入していてプライベートの様々な割引サービスも使えますし、開催手当といった競馬界独特の手当てもありますので、お金に困ることはないとのことです。転職サイトを見ても40代後半の一般社員で800万円程度の年収をもらえるとのことです。手厚いですね〜。
競馬セキュリティサービス株式会社
http://www.rss.jrao.ne.jp/html/company.html
JRAの競馬開催を警備の観点で支えているのがこの会社です。業務としては、下記です。
1. 警備請負業務
◆主として競馬場、WINS等における常駐警備・平日払警備等
◆競馬開催時における競走馬に係る警備、競馬場内・周辺交通警備等
2. 一般委託業務
◆競馬場、WINS内における案内及び管理業務等
3. 人材派遣業
◆競走馬などの業務支援に関する業務
◆その他の人材派遣業務
総合職の採用は、年に1〜5名程度、本社勤務も17名と非常に狭き門であります。但し、その後は、残業がほとんどない環境ですし、給料面では、560万円/32歳・11年目(月給33万3200円+都市手当+賞与)程度支給されます。
日本馬匹輸送自動車株式会社
- この会社は、名前の通り、馬の輸送でこれまで競馬に貢献してきた会社です。輸送だけではなく、競争馬に負担の少ない輸送環境を提供しています。
- (1)競走馬の輸送事業
(2)競走馬輸送の閑散期を利用した一般貨物自動車運送事業及び貨物運送取扱事業
(3)普通自動車分解整備事業
(4)損害保険代理業務
(5)前各号に付帯、または、関連する一切の事業 - 情報が少ない為この程度の紹介になりますが、営業所は美浦になります。
-
日本スターティング・システム株式会社
ゲートに命を賭けたような会社です。JRAの100%子会社であり、求人は稀です。ホームページ見ていたら非常におしゃれなホームページであり、なんかワクワクするような作りです。こういう仕事があるんだと勉強になりましたし、ゲート製作で一番意識することが軽さということもなるほど〜ってなりました。
業務内容は、下記です。
◎ゲートおよびその周辺機器等の運用ならびに保守整備業務
◎ゲートおよびその周辺機器の賃貸ならびに販売
◎競走馬の発走に関する補助業務
◎その他各事業に付帯する一切の業務
事業所は、東京、美浦村、栗東の3拠点になります。
どんな仕事かわかるので、こちらの記事を読んで見ましょう。
馬事文化系のお仕事
公益財団法人馬事文化財団
http://www.bajibunka.jrao.ne.jp/about.html
馬事文化財団は、馬にかかわる文化の普及と競馬の健全な発展の基盤の形成に資することを目的として、根岸競馬記念公苑において、馬の博物館及びポニーセンターの管理運営を行っています。また、日本中央競馬会が平成3年に東京競馬場内に設置したJRA競馬博物館についても、展示活動や管理運営を行っています。そして、東京と大阪にあるGATE Jの管理運営の仕事もあります。採用は、非常に稀であり、平成29年の募集時には1名採用でした。業務は、学芸部門における調査、研究、資料収集、展示など非常に大学研究員のような仕事で羨ましい。。。詳細はこちら。
公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル
http://www.jairs.jp/about/kihon.html
この会社は、非常に面白いです。「どこの馬の骨ともわからないという言葉は、サラブレットにはない。」という記事にもあります通り、サラブレッドは、300年間血統書に記録され続けており、世界中で生まれるサラブレッドは、素性とも言える”血統”を記録しなければならないのです。日本におけるその”サラブレッド血統書”の作成と血統登録を行う唯一の会社がこのジャパン・スタッドブック・インターナショナルです。
事業としては、下記になります。
■海外の競馬に関する情報の収集及び国内への提供並びに我が国の競馬に関する情報の海外への提供
■競馬及び軽種馬に関する海外との技術交流
■競馬に関する国際交流行事の実施及び支援並びに国際会議への参画
■軽種馬の血統登録、繁殖登録及び馬名登録並びに登録証明書の交付
■軽種馬の血統書の発行
■軽種馬の改良増殖に関する調査研究
■引退競走馬の繋養展示への助成
■引退競走馬に係る情報の提供
■その他本財団の目的を達成するために必要な事業
結構幅広い業務がありますし、世界中に出張もいけるような環境です。従業員数は、33名と少なく、採用も毎年0人〜1人。JSIに認められた人でないと入社できない狭き門です。待遇としては、一通りの福利厚生もあり、残業は平均して12時間とまったり。有給も10日以上取得されていますし、何より勤務地の大半は東京のみ。(時々北海道もありますが)さらに研修としては、馬の取り扱いを学ぶ2泊3日の美浦トレセンでの合宿研修もあり、本気で競馬漬けの人生を送りたい方にはおすすめな環境です。詳しいことは、リクナビのブログを見ていただければ非常に雰囲気もわかっていいと思います。海外競馬の仕事も普通にあるので英語は必要になると考えます。募集要項にもTOEIC740点または英検準一級が必須であり、望ましい条件としては中国語とありますので、ハイレベルな方を望まれているような感じがします。
公益財団法人 競走馬理化学研究所
http://www.lrc.or.jp/about.php
理化学研究所は、競争馬の薬物検査と検査法の開発・改良に関する研究を行う財団法人ですが、騎手のドーピング検査やうyまの遺伝子研究に加えて、家畜や脳ちくに関わる理化学研究を実施している財団です。競争馬に特化した理化学研究所です。採用情報は、こんな感じでさっぱりわからないです。
一般社団法人日本競走馬協会
http://www.jrha.or.jp/about/index.html
日本競争馬協会は、世界でも有数の規模を誇るセレクトセールを運営する協会です。例年7月にノーザンホースパークで開催され、世界中の人からも注目を浴びているセールの一つです。このセール出身馬では、サトノダイヤモンドやジャスタウェイなど個人馬主が持つ有名馬の大半はこのセール出身と言っても過言ではないでしょう。さらに日本競馬史上最強馬の天馬ディープインパクトもこのセール出身であり、金子真人オーナーがセールで一目見てその眼力に深い衝撃を覚えたということで購入を決められたとのことでした。この日本競争馬協会の採用ですが、あるのかどうかよくわからないので常にリクナビ等をマークしておきましょう!
競馬メディアのお仕事
まずは、競馬新聞から!
ケイバブック
個人的にはブック好きなのでブックから。仕事内容は競馬記者以外にもいっぱいあります。
1.取材編集記者
厩舎取材 、調教取材、競馬新聞および週刊誌の編集業務、競馬新聞に記載する勝ち馬予想等を行う競馬メディアの代表的なお仕事ですね!
取材編集記者の研修スケジュールを抜粋します。
水曜 午前:トレセン取材。
(調教を見て、ストップウォッチで馬の調教時計を計る)
出走馬想定表作成。
午後:当日版、週刊誌、Webの原稿作成。
木曜 午前:水曜と同様。
午後:当日版、週刊誌、Webの原稿作成、当日版校正ゲラチェック。
金曜 午前:土曜日分の当日版作成、関西本場土曜12R分の予想を提出。
午後:当日版、週刊誌、Webの原稿作成、当日版校正ゲラチェック。
土曜 午前:日曜日分の当日版作成、関西本場日曜12R分の予想を提出。
午後:週刊誌、Webの原稿作成、週刊誌校正ゲラチェック。
日曜 午前:トレセン取材(当番制)。
内勤の場合は週刊誌作成のための原稿書き、校正など。
現場の場合は競馬場業務。
午後:週刊誌、Webの原稿作成、週刊誌校正ゲラチェック。
どうですか!?本当に競馬だらけですw
2.制作事務
3.プログラマー
4.販売管理
5.印刷輪転機オペレータ
6.一般事務
競馬記者以外にもいっぱいあるんですね!競馬ブックは、滋賀県に本社があり、通勤手当、住宅手当が支給され賞与は業績連動です。週休2日ですし、有給休暇は、徐々にですが、アップしているとのことでした。栗東勤務の取材記者は独身寮にも入れますし、毎日朝から晩まで競馬尽くしの生活なので本当に好きでなければ続けれない業種でしょうが、やっぱり夢はありますよね。勤務は、栗東か大阪の淀川の2拠点という所に安定を感じますが、販売管理になると倉敷から福岡まで幅広い勤務地になります。採用は、毎年若干名。大学に卒業しなければ可能性は低いです。(過去1名専門学校からの採用あり)中途ですと契約社員の募集がありました。
サンケイスポーツ
競馬エイト持ってます。大手新聞社なので配属されるかは・・・
東京スポーツ
競馬とちょめちょめ記事で成り立っている新聞でしょうし配属可能性は高いかも?!わたしは、大スポ信者です!
日刊スポーツ
コンピ指数とかのあの会社です。初任給25万円と非常に高く、配偶者手当3万円、家族手当14千円、駐在手当、裁量手当等福利厚生万全で賞与は年4回です。凄まじい厚遇・・・1年で3名程度の採用ですし、競馬に配属されるかは・・・
次に忘れてはいけないのがこちら!
グリーンチャンネル
みなさまご存知のグリーンチャンネルです。一般財団法人であり、情報少なすぎますので、マイナビやリクナビで求人があったらラッキーと思ってください。採用情報は、新卒、中途ともにグリーンチャンネルにて募集しておりましたら確認できるようになっているので常に目を見張っておく必要があります。グリーンチャンネルは、競馬関係や馬事文化、ケーブルテレビに番組供給、インターネットにおける番組提供が主な仕事です。アナウンサー採用とかもあるような感じですが、とにかく情報少ないので貢献できず申し訳ございません。
最近は、IT企業の勢いが半端ないですから、IT企業も紹介していきますよ〜!
netkeiba(ネットドリーマー)
競馬ファンは全員知っているでしょうネット競馬の運営会社です。おしゃれなオフィスにおしゃれなワークスタイルは憧れますよね。
どんな仕事か?というお話ですが、採用ページを見ていただければ雰囲気がわかるのではないでしょうか。
ネット競馬設立の起源は
”競馬の全てはここにある”
最高ですね。
待遇もIT企業らしく羽振りがいいです。
初任給は、22万円で、チームリーダーになれば650万円〜1200万円、さらに完全週休二日制であり、GW、夏、年末年始は9連休かつ福利厚生は凄まじですし、書籍の購入費用は全て会社持ちなど素晴らしいですね!さらに出勤はフレックス勤務であり10時出勤。競馬会社とはいえぬ優良企業っぷりでした。
転職したい!IT企業なので相当ハードワークなのは間違い無いでしょうが、楽しく働けそうです。
ドゥーイノベーション
https://www.keibalab.jp/info/corporate.html
競馬ラボ運営の会社です。現在は、WEBデザイナーの募集とのことです。興味がある方は、採用申し込みページから。
競争馬生産・育成のお仕事
この生産・育成のお仕事は本当に大切です。日本は、ヨーロッパと比較しても馬を扱う馬事文化がそこまで普及していないことからも、本当に競争馬のセカンドキャリア、サードキャリアを考えたときに課題となるのは、馬を扱える人の”リソース”。土地はなんとかなっても人だけはなんともできないですし、時間もかかります。お馬さんを扱うのって本当に難しいですし、ここでのお仕事の重要性は、非常に重要視しております。
ノーザンファーム
http://www.northernfarm.jp/recruitment.php
ご存知、現在のG1はノーザンファームの運動会になることが多いのですが、そのノーザンファームの紹介になります。
ノーザンファームは、現状No.1生産牧場であることは周知の事実ですが、狙うのは、”世界に通用する強い馬づくり”。これまでの投資等を含めて、その本気度がわかりますし、そこで働く人たちの技術も凄まじいです。常に世界を見ている人に働いてもらいたいです。馬づくりは、人づくりから。そう言われる通り、ノーザンファームでは、スタッフ育成にも力を入れているそうです。育成スタッフや生産スタッフは常に募集されておりますし、この点に関する研修の充実さも半端ではないです。
そんなノーザンファームでも紹介したいのは、バックオフィスの総合事務職です。
業務内容としては、
◆営業接客業務…お客様(馬主・クラブ会員など)や関係者様への対応、情報提供など
◆事務業務…競走馬や繁殖牝馬の情報管理やレポート作成など
◆その他牧場運営に関する様々な業務
総合職の採用は、1〜5名で、本社は北海道です。待遇としては、休暇も52日とそこまでいい!というレベルではないですが、日本最強馬を支える仕事なら休みはいらないでしょう!?ちなみに入社式は、あの結婚式場ですよ!?
ノーザンファームが求める人物は、
・馬が好きである。
・自らを高めていく意欲がある
・自ら考え行動し、変化に対し柔軟に対応できる
この3つだと吉田勝己さんもメッセージしております。ぜひ世界にチャレンジしたいという人は、ここ狙ってみて下さい。
社台ファーム
ノーザンファームの本家社台ファーム。ここも募集しておりますので少しだけ紹介します。オルフェーヴルやジャスタウェイなどを生産・育成した牧場ですし、存在感はまだまだありますよ!
◆総合事務職
・種牡馬事業や牧場運営に関わる様々な仕事
繁忙期(2月~6月)には、繁殖業務のサポートや交配権利の売買。
その他、お客様への対応や牧場管理、総務、経理等。
・その他
海外種牡馬や繁殖牝馬の輸出入、売買時の仲介・代行など。
◎勤務地:社台スタリオンステーション(安平町)
公益社団法人 日本軽種牡馬協会
http://www.ttda.or.jp/about/index.html
強い馬づくりに真摯に取り組むことを理念として、競争馬供給を仕事にする協会です。何してんの?ってのが非常にわかりにくいのですが、協会が海外から種牡馬を導入し、日高、青森、鹿児島に配置し、10万円から220万円のリーズナブルな種付け料に設定し、経済的負担を少なくし、毎年500頭の繁殖牝馬と種付けを行なっています。現在の種牡馬で有名なのはヨハネスブルグ、ケイムホームを代表に、有名なところでは、フォーティナイナーやバゴ、エンパイアメーカー、マクフィ等を導入しておりますし、過去は、名馬ダンシングブレーヴも輸入しております。これらをはじめとした種牡馬を最高の状態にするために、種馬場を管理しており、常に獣医を配置し、医療的なケアもかかせないようにしております。
また、このような種牡馬ビジネス以外にも、誰もが皆様使用したことがあると思いますJBIS Serchの開発と整備を行い、さらに、上述のJRAやNARやJSIとも連携して、膨大なデータベースコンテンツの提供を行なっております。このJBISでは5大血統表を北米、欧州、オセアニアなどの種牡馬では漏れなく確認することができる充実した内容です。このJBISには、毎年3000万PVもある巨大サイトであり国内最大級の競馬データベースです。
これ以外にも競争馬のふるさと案内所や生産地情報のネットワーク等競馬や馬事文化の広報活動、馬の生産育成を実現できる生産育成技術者の要請なども実施しております。色々と調べて見て思ったのが、馬のJAのようなイメージです。馬産地様が苦労していることに手を差し伸べてくれるような協会です。
採用としては、厩務員ばかりのようですが、事務職もあるようですので、見つけたらすぐにエントリーですね!毎年1名程度の採用であり、残業時間は平均で6時間、ボーナスは4ヶ月程度出て、ある程度の福利厚生はあるようです。厩務員採用の場合は、鹿児島、日高、青森県ですが、毎日ヨハネスブルグを見れますよ!
BOKUJOB
最後に、牧場関係のお仕事は、このサイトで探しましょう!求人情報が盛り沢山ですよ!
色々な仕事を紹介しましたが、まだまだ競馬関係のお仕事はいっぱいありますので、随時更新したいと思います。就職活動中の皆様は、頑張って下さいね!もう少し頑張れば春が訪れます!もう一踏ん張りが大事なのは、人間もサラブレッドも同じです。頑張った人だけが最後鼻差でも勝てると思いますし、鼻差でも勝ちは勝ちです。とにかく頑張って下さい!この記事を読んでくれた人にいいお知らせが届きますように。