【皐月賞2021予想】傾向から導く攻略ポイント・クラシック有力馬の詳細分析

どーもこんにちわ!K-BA LIFEの中の人です!

本日は、皐月賞2021を予想するために絶対に知っておきたい傾向から導く攻略ポイントとクラシック有力馬の詳細分析について紹介致します。今年の皐月賞については、2歳では敵なしの強さを見せたダノンザキッドが弥生賞の前哨戦で敗れ、共同通信杯では後にスプリングステークス勝ち馬のヴィクティファルス、毎日杯をレコード勝利したシャフリヤールを全く寄せ付けない強さで圧勝したエフフォーリアが出てきたことにより一気に混戦ムード。加えて、前哨戦ではどの馬も内容がよく、週末はまた雨の可能性もあるので尚更難しくなったという印象を受けております。

別件ですが、本日東京スプリントについても紹介しておりますので是非ご高覧ください。

【東京スプリント2021】最終予想&絶対に知っておきたい傾向【有力馬詳細分析】

それでは、皐月賞2021の攻略ポイントとクラシック有力馬の詳細分析をどうぞ!

皐月賞2021 出走予定馬&外厩情報

特別登録馬

馬名
アサマノイタズラ ヴィクトワールピサ
アドマイヤハダル ロードカナロア
イルーシヴパンサー ハーツクライ
エフフォーリア エピファネイア
オーソクレース エピファネイア
グラティアス ハーツクライ
シュヴァリエローズ ディープインパクト
ステラヴェローチェ バゴ
タイトルホルダー ドゥラメンテ
ダノンザキッド ジャスタウェイ
ディープモンスター ディープインパクト
ボーデン ハービンジャー
ヨーホーレイク ディープインパクト
ラーゴム オルフェーヴル
ルーパステソーロ ゴールドシップ
レッドベルオーブ ディープインパクト
ワールドリバイバル エピファネイア
ヴィクティファルス ハーツクライ

外厩情報

ノーザンファーム生産馬が秋の古馬芝G1レース完全制覇で終わった2020年。

伝説だらけのレースでしたが、やっぱりアーモンドアイ、クロノジェネシス、グランアレグリアを筆頭に強かったですね。これも外厩を含めたチームワークのなせる業ですね。

そんな皐月賞における外厩情報は、無料で競馬セブンにて配信されます。

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皐月賞傾向から導く攻略ポイント

皐月賞をラップから読み解けば狙いどころがわかる!

皐月賞は、最も速い馬が勝つといわれるレースです。

それは、同じコースの弥生賞と比較しても明らかなとおりであり、スタートしてからのスピードを持続させる力を問われるコースです。

加えて、皐月賞は2015年以降馬場改修にて超高速化していることが特徴的です。

2015年以降の勝ち時計の平均時計は1分58秒9であり、良馬場のみで考えればもっと速いです。

この勝ち時計の速さが注目であり、傾向が偏ります。

特に、弥生賞のような中間ラップが緩いレースからのローテーションの馬は総じて成績がよくなく、血統的にもディープ産駒やキングマンボ系が得意なコースになりました。

実際に2015年以降のレースで好走している馬は、コテコテの中距離馬よりはマイラーよりの馬に好走が多いです。

2020年

1着コントレイル

東スポ杯2歳ステークスを驚愕のレコード勝利した超スピード馬でありディープ産駒。

2着サリオス

前傾ラップになったマイルの朝日杯FSやレコード決着となったサウジアラビアRC勝ち馬。

3着ガロアクリーク

スプリングステークス勝ち馬で、キンシャサノキセキ産駒。

2019年

1着サートゥルナーリア

デビュー戦は持ったままで圧勝し、マイルレースでの勝利。その後は距離を伸ばしながらG1制覇したスピードタイプでロードカナロア産駒。

2017年

1着アルアイン

デビュー2連勝はマイル戦であり、毎日杯も好時計で勝利のディープ産駒。

2着ペルシアンナイト

マイル重賞でシンザン記念3着、アーリントンカップ1着とマイルで好走からの皐月賞好走。

ざっと3年を見ただけですが、再現性を持って好走するタイプは下記の通り。

1800m以下のレース実績があるスピード血統馬

皐月賞の開催される中山2000mはタフな時計の掛かるコースように思われますが皐月賞に関してはマイルレースのようなスピードの持続力戦なので、2000mの緩いレースだけ出走してきたというタイプには非常に厳しいレースとなることを覚えておく必要があります。

雨の皐月賞になると・・・

いくら速いレースといえども、雨になるとガラリ一変するのも皐月賞の面白さです。

2015年以降の馬場が稍重で開催された皐月賞は2回。

血統的に欧州系のいかにも時計かかるレース得意そうっていう母系を狙うのが吉です。

2020年はコントレイルが別格としても、2着サリオスはハーツクライに母系はニジンスキーにデインヒル。3着ガロアクリークもヌレイエフ持ちでした。

2018年はいかにもであり、1着はオルフェーヴル産駒のエポカドーロ、2着もルーラーシップ産駒のサンリヴァル、3着はスクリーンヒーロ―産駒のジェネラーレウーノ。

血統を見て頂ければわかります通り、キングカメハメハやディープインパクトといったスピード優勢の種牡馬よりも重い馬場が得意そうな血統に偏っております。

加えて前のポジションが有利になるという傾向もありますから、内前・重い血統狙いにすべきでしょう。

皐月賞2021 有力馬予想

エフフォーリア

前走共同通信杯で一択の本命にしたのは、共同通信杯は3歳戦ながらサドラーズウェルズ血統が大活躍するように、末脚の持続力が求められるロングスパート戦になるため、エフフォーリアの新馬戦や百合草特別の後半4ハロンの桁違いのロングスパートに惚れてのもの。2歳の東京2000m戦で上り4ハロン45秒9のレースで上り最速勝利はさすがに桁違いで2012年ディープ産駒がデビュー以降最速の時計。同じ時計には弥生賞馬のカミノタサハラ、次点にはジェネラーレウーノやシャドウディーヴァがいますが歴代No.1の時計ですから途轍もないポテンシャルであることは間違いありません。

ただし、この評価をしたのは後半の末脚の点。

明らかに飛びが大きく広いコース向きな馬体でもありますし、皐月賞とは真逆のレースでのパフォーマンスです。

そういう意味でも皐月賞の中山2000mは前半からマイル戦のようにガンガン飛ばす競馬になりますから真逆のレース。前走共同通信杯は2着馬がスプリングステークス勝ち馬、3着馬が毎日杯でレコード勝利と世代No.1決定戦感が出ており、共同通信杯からの直行組はディーマジェスティやドゥラメンテ、イスラボニータ、ゴールドシップ等皐月賞と直結しているという点は見逃せませんが、皐月賞が作る流れは正直好走ラップとは真逆のレース。加えて、東京だけ経験というのもいかにも不安。

ダービーでは本命級の扱いでいいと思いますが、皐月賞で一本被りするようなら違う馬を探したほうが楽しいかなと思います。

ダノンザキッド

新馬戦で勝った日からBEST BUY検討委員会で重賞級の馬が出てきたと騒いだ馬がこのダノンザキッド。

セレクトセールでもジャスタウェイ産駒ながら大物感あふれる馬体で1億円の値段がついた期待馬です。

新馬戦の日は、宝塚記念が開催されていることでご存知と思いますが馬場も荒れて稍重馬場とはいえ時計もかかり、サートゥルナーリアがモズベッロに差されるような馬場。そんな馬場でも新馬戦にしては速い流れで、中間ラップも緩まずに先行し、上り最速の時計で0秒5差の圧勝。2着馬ワンダフルタウンは次走の新潟でレコード勝利、3着馬も勝ち上がりと中々の出世レース。そんなレースでも桁違いなダノンザキッドは勝ち時計もその日のオーマイダーリン等が走った城崎特別よりも0秒8速い時計であり、前半1000mの通過タイムは宝塚記念とほぼほぼ同じ流れ。

前半35秒8で流れながら、先行して、楽々の上り34秒7は桁違いと言っていいでしょうし、1㎜も負ける気がしなかった東スポ杯2歳ステークスでも+24㎏と馬体を増やし、先行しながら上り3ハロン最速で競馬するレースぶりは昨年のコントレイルとは違った安定感のあるレースでした。厩舎の名前と時計の豪快さからもマイラーのようなイメージはありましたが、距離延長のローテーションでホープフルステークスでは超がつく時計のかかる馬場の中で、手前を替えることなくG1制覇したのは能力が桁違い。

前走弥生賞はあくまでトライアルですし、弥生賞で勝利してしまうと逆に皐月賞がまずいかなと考えていたので、そういう意味でも予定通りの敗戦。その弥生賞は内前有利なレースで上りも最速ですし悲観する内容ではありません。皐月賞のような持続力を問われるレースでこそでしょうし、叩き良化型のタイプなのでここでは主役。

安田厩舎の仕上げであれば、マイラーの要素も鍛えられていることは間違いないでしょうから、皐月賞は狙いやすいかもしれませんね。

ディープモンスター

4戦3勝のディープインパクト産駒のディープモンスターも能力は非常に高くDMM期待のディープ産駒。能力だけならエリカ賞で若葉ステークスを圧勝したアドマイヤハダルと僅差かつ上り最速で追い詰めた内容を見れば有力候補であるのは間違いありません。

しかしながら重賞初挑戦なので、皐月賞の流れに対応できるかが注目です。これまでのレースは全て2000m以上であり、前走を除いてスローの瞬発力勝負戦。ただ、前走は2200m戦ながら34秒0‐35秒1の前傾ラップ戦で阪神内回りのコースを上り最速で差し切り勝ちはいい内容でした。

相手関係を考えれば少し過剰な人気に思いますが、良馬場であればディープ産駒ですし、展開ハマり待ちで3列目に100円程度であれば買っていいかなというレベル。

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