【菊花賞2020予想】菊花賞を予想する前に絶対に知っておきたい傾向

どーもこんにちわ!K-BA LIFEの中の人です!

本日は菊花賞2020の予想をする前に絶対に知っておきたい傾向を紹介致します!

今年もやってきました京都のお祭り”菊花賞”

3冠達成の瞬間が見れるのか!?徹底的に菊花賞の傾向を分析して、菊花賞的中で締めくくりたいですね!

秋華賞ではデアリングタクトが先に無敗の3冠馬になりました!

秋華賞ではブログで◎にした10人気のマジックキャッスルもしっかりと2着となり、馬単的中でございました~!

デアリングタクトやリアアメリアを本命にするのは簡単ですが、マジックキャッスルを本命にするのは京都を熟知しないと難しいですからね!?wそれにしても、3冠牝馬を長谷川牧場が世に出したことは本当に意味があります。大資本の外厩がなくとも、調教師の腕でも勝ちきれるというのを証明しましたし、デビューしてからずっと同じパートナーでの達成は本当に感慨深いですね。

素晴らしい日に競馬を観れてテンションが上がっておりますし、この調子で菊花賞も的中したいと思います!

賞では無敗の3冠馬が誕生するのか!?というコントレイルの出走により、盛り上がりは過去にないくらいヒートアップしているのにも関わらず、抽選での菊花賞観戦でファンファーレもしっぽりしてそうです。

ただ、私はこれまでのTwitterで見て頂いてもわかります通り、菊花賞が一番好きなのでコントレイルが出ても、出てなくてもこのトーンで菊花賞を盛り上げます。

本当に菊花賞が好きすぎて京都に住んでおります。

K-BA LIFEにとっては菊花賞は本当に特別なレースです。菊花賞が世界一のレースだと思っているのでK-BA LIFEのブログ一発目のレースは菊花賞を選びました。

1発目のK-BA LIFEでの予想はタンタアレグリア4着。

この時からですよね。K-BA LIFEの予想は4着が多いといわれるようになったのは。

その年の勝ち馬は”母父サクラバクシンオー?きたら競馬辞めるわ”と豪語して切ったキタサンブラック。

田舎のお父さん、お母さん

2015年の菊花賞で引退発言しましたが、その後、有馬記念、天皇賞・春で同じコメントをしてキタサンブラックを切って馬券を外しましたが、まだまだ競馬は現役です。

キタサンブラックが勝てるのが菊花賞というよりもキタサンブラックだから勝てたのが菊花賞ということもこの5年で理解しました。

菊花賞を研究し続けてきたからこそ、今年もしっかりと馬場を見極めて、1週間かけて菊花賞予想を完成させたいと思います。

さて、話を戻しますが、私が菊花賞が好きなのはディープインパクトの3冠達成の瞬間、オルフェーヴルの3冠達成の瞬間を生でみて、普通に泣きましたし、地鳴りのような大歓声に震えたからです。色んなレースを見ましたが3冠達成の瞬間を味わえるのは菊花賞だけ。

菊花賞が持つクラシックラストという独特の空気感が好きなんです。

予想している身からしても3000mの距離を走ったことがない馬の競争を予想して、自分の読み通りになれば本当に嬉しいですし、これだけ面白いことはないですね。

さらに、3冠馬の誕生で菊花賞に心を奪われてからもう競馬にどっぷりですが、今年も新たな優駿が偉業を達成しようとしております。

こんな偉業達成を大歓声で見られないというのは中々な事件なわけですが、この時代なので仕方がないでしょうけど、私の競馬人生の始まりとなるような瞬間、菊花賞が好きな理由、全てが詰まっているのが今年の菊花賞です。

また、馬づくりの関係者からしたら世界的にステイヤーの価値が落ちてきている中で、短い距離適性への育成や馬づくりへとシフトしております。

しかしながら、池江厩舎や角居厩舎いわく、菊花賞は”厩舎の力が試されるレース”。

血統的にはすでにダービーよりの血統に集約しており差別化が難しい中で、陣営がどのように馬を作っていくのかという点が非常に大切です。

長距離レースなのでかかると終わりですし、スピードだけでも勝てないですし、スタミナがないと当然脚がもたないので、スピード、スタミナ、気性のバランスを問われるレースになります。

それでは、どんな馬が菊花賞で馬券になるのか!?徹底的に傾向分析をしたいと思います。

そんな愛した菊花賞2020を予想する前に絶対に知っておきたい傾向を紹介したいと思います。

菊花賞2020 特別登録馬

さすが菊花賞。29頭の出走登録ですね。

 

馬名
アイアンバローズ オルフェーヴル
アリストテレス エピファネイア
アンティシペイト ルーラーシップ
イロゴトシ ヴァンセンヌ
エンデュミオン ヴィクトワールピサ
ガロアクリーク キンシャサノキセキ
キメラヴェリテ キズナ
ココロノトウダイ エイシンフラッシュ
コロンドール タートルボウル
コントレイル ディープインパクト
サトノインプレッサ ディープインパクト
サトノゴールド ゴールドシップ
サトノフラッグ ディープインパクト
$ターキッシュパレス Golden Horn
タイセイモンストル ルーラーシップ
ダノングロワール ハーツクライ
ディープボンド キズナ
ディアマンミノル オルフェーヴル
トウカイデュエル ジャスタウェイ
バビット ナカヤマフェスタ
ヒートオンビート キングカメハメハ
ビターエンダー オルフェーヴル
ブラックホール ゴールドシップ
マンオブスピリット ルーラーシップ
ラインハイト ハーツクライ
レクセランス ディープインパクト
ロバートソンキー ルーラーシップ
ヴァルコス ノヴェリスト
ヴェルトライゼンデ ドリームジャーニー

菊花賞を予想する前に絶対に知っておきたい傾向

最も強い馬の勝つ菊花賞は〇〇実績馬を買え!

まずは菊花賞のコースについて理解しましょう。

菊花賞と万葉ステークスの2レースしかない超特殊コースがこの菊花賞です。

この菊花賞を走ってからは、万葉ステークスしか走ることのないコースであり、一見、誰得??というコースにも思われるかもしれませんが、過去の菊花賞馬は軒並み名馬だらけ。

菊花賞馬がその年の有馬記念を制覇するなんていうのは、もはや当たり前になっているような、それくらい菊花賞は出世レースになっております。

昔から、皐月賞は速い馬が、ダービーは運のいい馬が、そして菊花賞は最も強い馬が勝つ。

本当にその通りだと思います。

向こう正面の上り坂前からスタートして、200mで最初のコーナーに入りますので、ポジション争いがまず激化します。

加えて、淀の上り坂をポジション争いして、ペースを上げてはいけない下り坂がすぐに訪れるのでここで脚を使ってしまうと相当しんどいですし、外枠の馬がここで脚を使うとコーナーで大きく膨れてしまいます。

その後、もう一周ぐるっと回って、3コーナーの坂の頂上から一気にペースアップするラスト4ハロンの末脚の持続力を求められるレースです。

過去10年のラップを見てみましょう。

全体的には、前半と後半差でわかる通り、ある程度のポジション争いをしてからは中間ラップで12秒後半~13秒のラップが刻まれます。

そして残り4ハロンから淀の下り坂から始まるペースアップは見た目的にも明らか。

後半4ハロンの平均ラップは2200m走り切ってから、さらに47秒9というとてつもない末脚を800mで求められます。

これはつまり、過去のステイヤーごりごり菊花賞と比較して、ここ10年の菊花賞は、スピードの要素が必要であることを示しております。

そもそも菊花賞は京都外回りのコースでコーナー6回であり、スタートしてからコーナーまでの距離が異常に短いので、前半3ハロンは少し速く、内の経済コースを通りたい馬が殺到します。その後、一気に緩みます。一気に緩めて、残り5ハロンで5秒を詰めるスピードを爆発させる必要があります。こういうレースなので大切なことは下記になります。内枠の経済コースを通り、京都の外回りをロスなく回ること。

昨年のワールドプレミアの武豊騎手の騎乗は天才ですよね。

現地で4次元騎乗や!!って叫んで興奮してましたが、本当に神です。

スタートは得意の絶好のスタートで、その後坂の頂上までにポジションを取りながら最内に入れてゆっくりと脚を溜め始めます。

その後は、もうかからないことに集中して、脚を溜め続けて、4コーナーでは内内を通りながらもスパートをかけて直線に入ってから外に出す全くの無駄のない競馬。

これをサトノルークスと同じ競馬をしていたらおそらくは負けていたでしょう。

その前の年もフィエールマンでしたが、有力馬のブラストワンピースやエタリオウが強気の外々競馬する中で、フィエールマンやユーキャンスマイルは馬群の中で我慢して直線ですっと外に出して突き抜ける競馬でした。

キタサンブラックも内内で脚を溜めて直線ではイン突きの競馬。

このように内への意識が非常に重要なレースであり、単純に内枠の馬が有利なレースをできるので内については十分に注意しておきましょう。

話しは元にもどして、このようなラスト4ハロンのスピードを求められるレースになるのでどのようなレース実績が必要なのかというと、一つだけ狙いたいのはこれです。

菊花賞は阪神2400mの実績+そのレースで上り最速が重要!

阪神2400mは外回りで急坂を2回経験するタフなコースです。

こう簡単に書くと、淀の3000mと似ていますよね。

さらにいうと、直線の急坂がある分淀の3000mよりも最後はタフかもしれません。

さらに、外回りのコースであり、わかりやすいくらい中間ラップが緩みます。

下記に見て頂ければわかりやすいですけど、中間ラップが緩んで4ハロンからスパートになっていることがわかります。

菊花賞の過去10年間の好走馬で目立つのは、阪神芝2400mの神戸新聞杯と兵庫特別組が馬券に絡んでいることです。過去10年で阪神芝2400mを好走実績+上り最速の実績があり、菊花賞を好走した馬を重点的にみてみましょう。

2019年

1着ワールドプレミア 神戸新聞杯3着(上り最速

3着ヴェロックス 神戸新聞杯2着

2018年

2着エタリオウ ゆきやなぎ賞2着、神戸新聞杯2着(上り最速

2017年

1着キセキ 神戸新聞杯2着(上り最速

3着ポポカテペトル ゆきやなぎ賞1着(上り3位

2016年

1着サトノダイヤモンド 神戸新聞杯1着(上り2位

2015年

2着リアルスティール 神戸新聞杯2着(上り最速

3着リアファル 神戸新聞杯1着(上り2位

2014年

1着トーホウジャッカル 神戸新聞杯3着(上り最速

2着サウンズオブアース 神戸新聞杯2着(上り2位

2013年

1着エピファネイア 神戸新聞杯1着(上り2位

2着サトノノブレス 神戸新聞杯3着

3着バンデ 阪神2400未勝利1着、兵庫特別1着(上り最速

2012年

1着ゴールドシップ 神戸新聞杯1着(上り最速

2着スカイディグニティ 阪神2400未勝利1着

2011年

1着オルフェーヴル 神戸新聞杯1着(上り最速

2着ウインバリアシオン 神戸新聞杯2着

2010年

1着ビッグウィーク 神戸新聞杯3着

2着ローズキングダム 神戸新聞杯1着(上り最速

3着ビートブラック 兵庫特別1着

以上が過去10年間の菊花賞馬券内馬における阪神2400mの実績ですが、穴馬についても得てして阪神2400mで好走している馬であることがわかります。これは阪神2400mがコーナーも多く、非常にタフなコースであることからも菊花賞のデモンストレーションになっているのかもしれませんね。

そして、阪神2400mで上り最速の記録を持つ馬が非常にこのレースで重要なスピードの要素を持つ馬として注目できるといってもいいでしょう。

菊花賞は馬場を見極めてグループする予想が必要

上記のように阪神2400mに注目といいましたが、今年は最重要ステップレースの神戸新聞杯が中京開催。

違うアプローチも必要でしょう。

菊花賞は平均的には上記で説明しましたが、台風シーズンでもあり重い馬場で開催されることも多いレースです。

そうなるとラップが非常に偏ります。

こちらを見てください。

渋った馬場で、上り3ハロンが35秒後半になるようなレースを集計したのがタフな菊花賞。

良馬場で高速決着した菊花賞を高速菊花賞として、並べたのが下記です。

求められる適性が全く異なることがわかりますよね。

タフな菊花賞で求められるのはわかりやすいくらいのスタミナ。

前半・後半でのラップ差が全くないことからも、一定のペースで走り切る欧州的なスタミナが求められます。

そういう意味でも、タフな菊花賞になると血統的にも戦歴的にもスタミナ寄りの馬が多数好走します。

過去10年で言えば、タフな菊花賞は下記です。

2015年 ビッグウィーク

ビッグウィークは神戸新聞杯でも切れる脚ではなく、先行してスピードを持続させる力で権利を得た上り馬。小倉競馬場でも持続力を発揮してきたタイプなのでいかにも脚は遅いタイプ。血統的にもバゴ産駒であり、欧州よりのスタミナ型。3着のビッグウィークも父はトニービン持ちで母系にはロベルト、加えてレッドゴッド持ちということで欧州色強めの血統でした。ビッグウィークも兵庫特別で勝ち上がりということですが、兵庫特別も稍重馬場でタフな設定でしたのでそういう意味でもタフな菊花賞向きと言えた一頭でしょう。

2012年 ゴールドシップ

ゴールドシップの勝利した年も上りのかかるタフな菊花賞。ゴールドシップはご存知の通りで、阪神大賞典や宝塚記念を連覇するようなスタミナタイプなので説明を割愛。2着のスカイディグニティ―は福島2600mで1勝クラスを勝利し、3着のユウキソルジャーも夏競馬で2600m戦で勝ち上がり重賞に進んだようにスタミナが必要なレース。血統的にもステイゴールドやリボー、そしてオースミタイクーンという欧州でのスタミナ血統が目立っておりました。

2013年 エピファネイア

史上初無敗の3冠牝馬の親であるエピファネイアは不良馬場での菊花賞馬。単純に能力が抜けていたこともありますが、それ以上に注目したいのが3着のバンデ。

バンデは父がモンジュー系であり、完全な欧州系血統。兵庫特別を上り最速で勝ちながらもやはりスタミナより。〇外馬ですし、これはもう顕著でしたよね。

2017年 キセキ

キセキは母系にドクターデヴィアスがおり、後に宝塚記念で2着になるように持続力勝負戦に強い下地がありました。その年のクリンチャーもロベルト持ちでありいかにもスピードが求められていないレースでした。また、3着のポポカテペトルは阿賀野川特別で勝利しているように古馬との持続力戦で実績を示してくれました。そういう意味でもこのレースは非常にタフな実績が求められたといいでしょうし、スピードよりもスタミナというわかりやすいレースでした。

2019年 ワールドプレミア

ワールドプレミアも母系はドイツ血統であり、欧州系の血統持ちでしたし、サトノルークスも母系はサドラーズウェルズ、ヴェロックスも母系はドイツ血統でしたし、欧州血統持ちが上位を占めるようなレースでした。

上記のようにタフな菊花賞は、欧州系の血統で、これまでの実績も長い距離に実績のある馬が多数ということがわかります。

それでは、高速菊花賞はどうでしょうか。

まず、ラップをもう一度見てみましょう。

前半・後半では1秒~2秒近く後半が速い後傾ラップのレースになり、求められる能力はスピードとなります。

今年の菊花賞では、2週連続の重馬場でおそらく高速にはならなさそうな雰囲気ではありますが、しっかりとこのようなレースではどのような実績が重要かを分析します。

代表的なレースは、トーホウジャッカル、サトノダイヤモンド、キタサンブラックの3レースでしょう。

2014年 トーホウジャッカル

レコード決着となったトーホウジャッカルのレースはわかりやすいです。

トーホウジャッカルはマイルレースで勝ち上がりその後は勝てずでしたが、神戸新聞杯で上り最速を記録して3着。権利をとって菊花賞制覇。

兄弟にはトーホウアマポーラがいるようなスプリントの牝系であり、米国系の血統構成。2着のサウンズオブアースも母系は完全にダート血統でありスピードタイプ。

この年は、高速決着だったからこそ血統的には米国系の血統で、なおかつこれまでに短い距離で好走を続け、神戸新聞杯で末脚を発揮した馬で決まったレースでした。

2015年 キタサンブラック

血統的には母系を見てもサクラバクシンオーがいるようなスピード血統であり、スプリングステークスを勝利しているようにスピードタイプ。キタサンブラックはどちらかというと後天的に鍛えられて強くなったタイプなので、異常としても2着のリアルスティールはいかにもスピード優勢であり、ディープインパクト*ストームキャット。同系の血統には、サトノアラジンもいるようにスピードが強いですし、現にドバイターフの勝ち馬ですからね。

このレースも時計の速い菊花賞でしたので、スピードを求められたレースと言っていいでしょう。

2016年 サトノダイヤモンド

1着ディープ産駒、2着にマイル重賞勝ち馬のレインボーライン、3着にマイラー説のあったエアスピネル。

つまりそういうことですよね。

ここまで説明した通りで、やはり馬場を見極めての予想が非常に重要なレースであることがわかりますので、予想する前に各馬のグルーピングをする必要があると考えます。

本来は、神戸新聞杯の上り最速馬を見つけるだけの簡単なレースと言いたいところでしたが、今年はコース改修の影響で中京2200mでしたから、上記の枠で見ていくべきかなと思います。

菊花賞一発目の記事は以上になります!

次回以降の更新予定は下記です!

・菊花賞2020 有力馬分析

・菊花賞2020 特別戦勝ち馬分析

・3冠馬を徹底分析!!コントレイルVSディープインパクトVSオルフェーヴル

お楽しみくださいませ~!

菊花賞2020 外厩情報

上記で説明した速い菊花賞の時にはノーザンファームでの外厩仕上げ馬は、大爆発。フィエールマン、リアルスティール、サトノダイヤモンド、サウンズオブアース等がそうですよね!?

菊花賞での外厩仕上げ馬を調べたい場合は、無料で競馬セブンにて配信されております。競馬セブンを無料登録後にて無料コンテンツの社台軍団の秘話というコンテンツにアクセスしますと”社台外厩リターン”というコンテンツがありますので是非ご参照ください。