【海外競馬予想】キングジョージ6世&クイーンエリザベスS【傾向と対策】
どーもこんにちわ!K-BA LIFEの中の人です!
日本で一番有名なイギリスのレースと言えば、このキングジョージ6世&クイーンエリザベスSではないでしょうか。
欧州3冠(英ダービー、キングジョージ、凱旋門賞)の1つであり、賞金もイギリスで三番目に高いレースです。
伝統と格式のあるレースに加えて、アスコット競馬場という華やかな競馬場で開催されることもあり日本のホースマンの憧れのレースとなっております。最近では、ダービー馬ディーププリランテが出走しましたし、過去には、ハーツクライが世界的名馬のエレクトロキューショニスト、ハリケーンラントの接戦の末、3着と惜しい結果となっておりました。また、3歳馬の参戦としては、エアシャカールが5着になったこともありますし、武豊が騎乗したホワイトマズルは日本馬ではありませんが、2着になったことから日本でも馴染みのあるレースと言えます。今後も参戦する日本馬は、出てくると思いますので、注目したいですね。
目次
キングジョージ6世&クイーンエリザベスS 概要
凱旋門賞と同様に3歳馬や牝馬に有利な条件となっております。
エネイブルやタグルーダは最も軽い斤量の3歳牝馬で制覇しており、この斤量は無視できないでしょう。しかしながら、凱旋門賞よりは、開催が早いため、3歳馬の成長が追いつかず、絶対有利ということでもありません(過去10年で3勝)。それでも前述の通り斤量は5Kg程度差がありますので注意が必要です。
距離 |
芝12ハロン(≒2414m) |
格付け |
G1 |
1着賞金 |
652,16ポンド |
出走条件 |
3歳以上 |
斤量 |
3歳牡・騙馬 =121ポンド(≒54.9kg) 4歳以上牡・騙馬 =133ポンド(≒60.3kg) 牝馬は3ポンド(≒1.4kg)減量 南半球生まれの4歳馬は4ポンド(≒1.8kg)減量 |
キングジョージ6世&クイーンエリザベスS 過去結果
年 |
頭数 |
優勝馬 |
タイム |
性齢 |
優勝騎手 |
優勝調教師 |
2015年 |
7頭 |
Postponed |
2.31.25 |
牡4 |
A.Atzeni |
L.Cumani |
2014年 |
8頭 |
Taghrooda |
2.28.13 |
牝3 |
P.Hanagan |
J.Gosden |
2013年 |
8頭 |
Novellist |
2.24.60 |
牡4 |
J.Murtagh |
A.Wohler |
2012年 |
10頭 |
Danedream |
2.31.62 |
牝4 |
A.Starke |
P.Schiergen |
2011年 |
5頭 |
Nathaniel |
2.35.07 |
牡3 |
W.Buick |
J.Gosden |
2010年 |
6頭 |
Harbinger |
2.26.78 |
牡4 |
O.Peslier |
M.Stoute |
2009年 |
9頭 |
Conduit |
2.28.73 |
牡4 |
R.Moore |
M.Stoute |
2008年 |
8頭 |
Duke of Marmalade |
2.27.91 |
牡4 |
J.Murtagh |
A.P.O’Brien |
2007年 |
7頭 |
Dylan Thomas |
2.31.11 |
牡4 |
J.Murtagh |
A.P.O’Brien |
2006年 |
6頭 |
Hurricane Run |
2.30.29 |
牡4 |
C.Soumillon |
A.Fabre |
2005年 |
12頭 |
Azamour |
2.28.26 |
牡4 |
M.Kinane |
J.Oxx |
キングジョージ6世&クイーンエリザベスS コース分析
キングジョージ6世&クイーンエリザベスSの開催されるアスコット競馬場は、非常にユニークなコースです。
図のように三角形コースであり、起伏の激しいコースとなっております。スタート後は、下りで、その後上りが何箇所かあり、タフなコースとなっております。高低差も東京競馬場の8倍と言われる22mもあり、非常にタフさとパワーを求められる競馬場です。
そのため、レコードは、2分24秒台と高速時計ですが、平均的には、2分28秒〜2分30秒あたりの走破時計となっておりますので、欧州スタミナ系の重厚な血統馬が有利です。
By the way
アスコット競馬場は、非常に綺麗な競馬場で、私もイギリスへの出張ついでで行ったことがあります。みんながパーティーに来たような雰囲気で、時には仮装などもしている人もいました。非常に印象的だったのは、過去の名馬を名乗ったバーがそこいら中にあり、ニジンスキーバーでウオッカを飲んだことは、いい思い出です。
キングジョージ6世&クイーンエリザベスS 血統分析
やはりノーザンダンサーに代表される欧州スタミナ系の血脈が良績を残しております。しかしながら、欧州系一辺倒というわけではなく、注目は、時折ミスプロやロベルトのような米国系の血統が勝利していることです。
2018年の1着ポエッツワードや3着コロネットも父ミスプロ系ですし、2015年のポストポンドもミスプロ系でした。
日本競馬主流のディープ×ストームキャットのような血統であれば、日本馬にもチャンスがあるかもしれませんね!?
優勝馬 |
父 |
父系 |
母父 |
母父の父 |
Postponed |
Dubawi |
Mr. Prospector系 |
Dubai Destination |
King Manbo |
Taghrooda |
Sea the Stars |
Danzig系 |
Sadler’s Wells |
Northern Dancer |
Novellist |
Monsun |
Blandford系 |
Lagunas |
Ile de Bourbon |
Danedream |
Lomitas |
Nijinsky系 |
Danehill |
Danzig |
Nathaniel |
Galileo |
Sadler’s Wells系 |
Silver Howk |
Roberto |
Harbinger |
Dansili |
Danzig系 |
Bering |
Arctic Tern |
Conduit |
Dalakhani |
Mill Reef系 |
Sadler’s Wells |
Northern Dancer |
Duke of Marmalade |
Danehill |
Danzig系 |
Kingmanbo |
Mr. Prospector |
Dylan Thomas |
Danehill |
Danzig系 |
Diesis |
Sharpen Up |
Hurricane Run |
Montjeu |
Sadler’s Wells系 |
Surumu |
Literat |
Azamour |
Night Shift |
Northern Dancer系 |
Lear Fan |
Roberto |